【ｷｬﾗｼ】夏の日【まとめ】

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また、争いごとも好まず、敵味方関係なく傷つくことを酷く恐れており、傷ついた人を見ると慌てて駆け寄ってきて、手を震えさせながらも安否を確認する。傷が酷ければ酷いほど、八雲の精神は不安定に近づく。また、亡くなってしまった人には埋葬をして手を組み祈りを捧げている。
普段から誰に対しても慈愛に満ちあふれた対応をしているが、普段何を考えているのか分からず、心を読みにくい印象を与えている。確かに優しいが、どこか底知れない雰囲気をまとっている。実際は複雑なことは考えておらず、大概ぼんやりとしていることが多い。話しかけると、物腰柔らかで朗らかに言葉を返すので、「優しいお姉さん」ということが分かるだろう。
神への信仰心が強く、毎日欠かさずお祈りを捧げており、よくその姿を目撃されている。戦いに行った先々でもお祈りを捧げているほどで、逆にその姿を見ないと心配されてしまうぐらいである。また、他の人になんと言われようと神は裏切らないと考えているし、信じることで救われるとも考えている。だが、これはあくまで個人の考えなので他人に押しつけることはない。
また、信仰心の高さは神から「死ね」と言われれば、疑うことなく受け入れて死んでしまうほど。だが、それは盲目に信仰しているのではなく、"そう決まっている"から受け入れている。あくまで彼女は教典に伴った行動をしているだけで、そこに彼女の意思は無い。


【過去】
スウェーデン人の父と日本人の母の間に生まれた。父はカウンセリングやセラピストとして働いているのを間近で見ていたため、大きくなったら父の仕事に関係する仕事に就きたいと考えていた。
20歳になったとき、Caforthの存在とセラピストの枠があることを知る。アンナには弟の他に3つ上の兄が1人おり、一緒に職員になるために適性検査などを受けて合格し、兄は戦闘員、アンナはセラピストとして働く。職員になって一年。戦闘員の部隊が帰ってきた時、兄は酷い傷を負っており、おぶわれて帰ってきた。その時、兄の体からおびただしい量の血を流し、肉、骨が見え、アンナはただ立ち尽くすしか出来なかった。生臭い匂いが鼻について、とても息苦しい。そのままアンナは過呼吸を起こしてしまう。その光景が今でも鮮明に思い出されトラウマになり、血などを見ると情緒不安定になってしまった。
また、自身の魔法で助けられたかもしれないのに助けられなかったので、自身を責めている節がある。



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