保健室の君と僕。【stxxx】【BL】

五時間目　ちょっと※ ページ6

桃side

サボり途中、廊下を歩いていると、
莉犬が1人でプリントを解いている姿を見つけて
つい、一生懸命な姿が可愛くて保健室にこっそり入った。

俺に気づいてない様子だったけど、可愛くて、可愛くて。
時々、頭を悩ませながら苦手な数学のプリントをといている姿が

とてつもなく、愛おしくて。


なーくんが帰ってきて、ジェルも入ってきて。

賑やかになる保健室に、ただ、俺が1人で取り残されているようで。


初対面で仲良さそうにはなすころん。
昔からの友達なのかどちらも楽しそうに、仲良さそうに話するぅと。


いいなぁ。

俺なんて、この一週間ろくに話もしてない。


ーーーーーーーー


莉｢………ほんとに騒がしい。｣

さ｢俺いるけど？｣

バックハグのような状態で抱きつく。



すると、

莉｢ふぇっ///////｣

さ｢……可愛。｣

莉｢辞めてっ///////離れろ///｣

そう言っ反抗した莉犬の手が俺にあたる。
仕返しとして莉犬の太ももをそっと撫でる。

莉｢ひゃぁっ///｣

さ｢さとみくんのさとみくんが元気になっちゃったんだけど？｣

ジ｢さとみ、大人になったなぁwww｣

な｢……………｣

ジ｢なーくんも夜に俺と一緒におるとおっきくなってまうよな？｣

な｢……ｯ///////｣

な｢ジェルくんのえっ ち///////｣

ジ｢あかん、俺もおっきくなってもーた。｣

ーーーーーーーー

その後はみんなの想像通り。

ジェルがなーくんを多分空き教室に連れて行って。

莉犬に話しかけられる。


莉｢……俺らはしないの？｣

さ｢……は！？！？｣

莉｢！！！なんでもないｯ///忘れてっ///｣

忘れる訳ないだろ？w

保健室のベッドに押し倒す。


何回も見た光景なのに。
相手が莉犬だと俺も俺で緊張する。


可愛い。


白いベッドにサラサラの赤い髪は映える。
髪色と同じくらい赤い頬は莉犬の感情を表しているように見えて。

思わず口にした言葉。

この言葉のせいで気まづくなったのに…


さ｢…好きだよ。莉犬。｣



莉｢本当に？｣

さ｢うん。｣

莉｢………ありがとう///｣


やっぱり好きだな。

莉犬の上にできるだけ体重をかけずに馬乗りのような体制になる。

さ｢重くない？｣

莉｢ん……平気、｣

平気には見えないから腰を上げて、膝立ちのような体制にする。


莉犬のパーカーのチャックをゆっくり下ろして、
制服のシャツのボタンを1個一個ゆっくりと外す。

莉｢……ｯｯ///｣

莉犬は焦らされるのが苦手だ。

苦手というか、弱い？

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