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(はぁ……乱くんって本当掴めない。七種くんもだけど)
街をブラブラと歩きながら、昨日の事を思い出しながらそう思う。
……あ、断じてサボりとかではないから。信じて。
ライブのステージ設営を手伝おうと足を運んだんだけど、特待生じゃない子達に「A様に力仕事などさせるわけにはいきません！」と、何故か怯えるような態度で言われてしまった。
何度も「プロデューサーだし手伝うよ」と言っても聞かず、最終的に追い返されてしまった。
(特待生じゃない子を奴 隷みたいに扱うなんて……彼らもアイドルの卵なんだし、そんな事させなくてもいいのに)
そういった現状を”ダメだ”と分かっていても、私が1人「やめてくれ」と声を上げたところで何も変わらない事は分かってる。
……考えるのは止めよう。
私は、それの為に秀越学園を出て、街を歩いている訳じゃない。
目的の場所は、オシャンな感じで【Cafe】と書かれた看板があるカフェテリア。
巴財団が経営しているという事もあり、私の行きつけの場所になっているのだ。
カランコロンと、心地良い音と共にドアを開けると、店員さんが_______________
「あ、Aちゃん！」
「げ」
……思いっきり目が合ってしまったが、他人のフリを決め込もう。
早足で、彼が座ってる箇所から1番離れている席に足を運ぶ。
が、電光石火のスピードでやつは走って来て、私の肩を掴んできた。
「無視なんて酷いね！悪い日和！」
「作曲しに来たから邪魔しないで……て、あれ？漣くんも来てる。それに、何で夢ノ咲の人達も一緒なの？」
「Aちゃん、まさか今気付いたんだね？」
「煩い」
日和くんに指摘されるとなんか腹立つ。
本来なら腹パン1つぐらいはお見舞いしているけど、夢ノ咲の人がいるしなぁという事で何もせず、彼らが座っている席に近付いた。
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リア(プロフ) - 最高に面白いです！日和が可愛すぎる！！！更新楽しみに待っています(^^) (2020年1月24日 17時) (
レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 凄く私好きな話だと思います！滅茶苦茶好きになりました！！更新待ってます。頑張ってください！！ (2020年1月23日 6時) (レス) id: 1d868b34d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2020年1月19日 12時
