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リオ side
ステージ裏でサンウォンとスタンバイをしているとその次の出番であろう誰かが近付く足音がする
何気なくそっち側を見るとさっきご飯の時に話しかけれなかったAさんで
話しかけられるかもしれないこの状況に顔がにやけるのを抑えようと必死な自分とステージ前で緊張している自分を見られたくないのとで複雑ではあるがついチラチラと彼女の方を
見てしまう
「…ふふ、なにかついてますか?」
リオ「え?あ、いや、さっき話しかけようと思ってたけどできなくて」
「ほんとですか?…ご飯の時?」
リオ「そうそう!割と近かったから話してみたかったけど、ユメキさんと盛り上がってたから」
「ああ笑確かにずっと話してましたね」
にこにこと笑いながら返事してくれるのが可愛くて可愛くてつい顔が緩んでしまう
さっきまで強ばってたのに、このだらしない顔で出たら怒られるだろうな
ふと横を見れば羨ましそうにこっちを睨むサンウォン
リオ「ごめんって」
サンウォン「ヒョンだけずるい…」
情報が出始めた時からAさんのダンスや歌に感動して気にしていたサンウォンだけど本人を目の前にしたらあまりにも顔が整いすぎて話しかけられない、とか言ってるただのAさんオタク
今ちょうどメイク直しをしにいって彼女がいないタイミングでサンウォンに話しかける
リオ「そろそろ出番なんだからさ、戻ってきたら一言くらい喋っとけよ」
サンウォン「無理だよ、何話せっていうの?」
リオ「普通に、ファンですって言えよ」
サンウォン「そんなこと急に言われても、困るだろうし…」
なんてサンウォンがうじうじしていたら小走りで戻ってくるAさん
そんな彼女の方を見ながら何度が口を開けて話しかけようとするも声が出ないサンウォン
おい、もう時間ないぞ…と内心思っていたらついに俺らの順番が回ってきた
リオ「じゃ、いってくるね!」
「がんばってくださいね!」
サンウォン「あ…いってきます、」
「いってらっしゃい!」
リオ「…おい、にやけすぎ」
サンウォン「だって、いってらっしゃいって…!」
リオ「はいはい」
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作者名:あばばば | 作成日時:2025年12月10日 19時




