悪戯させて下さいな。【文豪ストレイドッグス】【反応集】

▼方言で不良と喧嘩してた ページ36

「何だ？だげ甘っだるぇかまり(匂い)で吐ぎ気がするど思ったっきゃ…品のね蟻んこ何でいるんだ？蟻んこはさどっこ(砂糖)にでも群がってろ」

何時も標準語の貴方が東北方言(ズーズー弁)で不良(女)と喧嘩していました。
どうやら、文豪のことを馬鹿にされた様で……。

みぃみゅ 様リクエスト。
設定少々変えさせて頂きました…すみません…


❀中島 敦
「へ？Aちゃ…Aちゃんっ！？」

彼のことを罵倒した不良に、貴方は方言で起こりますが、彼はそれを慌てて止めに入ります。
貴方が方言を話すところなんて見たことが無いですから、内心動揺しまくりですが、危なそうな人と喧嘩する貴方は見過ごせない様。

「僕のことはいいんだ！君が怪我でもしたら…！」


❀太宰 治
「私のAが私の為に方言で…！」

キャー！なんて叫びながら彼はさり気なく貴方と不良を離します。
自分の為に争ってくれてる…ってことは嬉しいみたいですが、貴方が怪我でもしたら一溜りもありませんからね。

「ふふ、その可愛い方言、よく聞かせてくれ給え」


❀国木田 独歩
「A？？だげ…？かま…？」

異国の言葉…？なんて思っている彼ですが、不良が手を出そうとした所で急いで貴方の前に出ます。

「おい、いい加減にしろ」

俺の為に怒ってくれた…のか？と、未だ理解出来てない彼。


❀江戸川 乱歩
「おーっ格好いい！」

やれやれー、なんて、貴方を応援してる彼ですが、予(あらかじ)め探偵社の人に電話をしてあったそうで。
谷崎姉妹が慌てて来たかと思えば、谷崎くんが不良を取り押さえてくれます。

「A、東北出身だったもんねぇ、初めて見た」


❀与謝野 晶子
「……A…」

与謝野医師(せんせい)のことですから、きっと貴方が怒らなくたって不良を軽く捩じ伏せてくれますが…。
でも、恋人の貴方が怒ったって普通でしょう。
目の前で恋人を罵られて怒らない人なんていません。

「っははは！いいねぇ、A！妾(あたし)ゃそのAも好きだよ！」


❀福沢 諭吉
「ッ…A、もう良い、彼女の言う言葉は事実なのだから…」

最初は貴方の方言に驚く彼。
ですが、何となく意味を理解した後に貴方にそんな言葉を言わせてしまったことにちょっと後悔しています。
事実なんて言わないで。貴方がそう告げたら、彼は目に皺を寄せて優しく微笑みます。

「矢張り、貴殿の優しさは以前から変わらぬな」

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