▽敵組織の貴方を助ける文豪 ページ33
「殺したくなんてないよ」
貴方を捕らえ、文豪を殺すよう指示をしていた組織から、貴方を救いに来てくれる文豪達。
告白した日、文豪を結局殺せずに逃げ出した設定。
❀中島 敦
「Aちゃん…!」
彼は貴方を見つけるなり貴方を抱き寄せます。
「如何して」、と、貴方が言えば、彼はいつもの優しい笑顔を貴方に向けて言います。
「好きな人を助けるのに、理由は必要?」
黙らなくてはいけなかったのは、貴方が敵だったことではありません。
貴方が、本当に彼を好きになっていたことです
❀太宰 治
「ほら、Aちゃんは非道い。私を殺してくれないんだから。」
愛する人になら殺されてもいいなって思ってたのにい。
いつものおちゃらけた口調で、彼は貴方にそう言います。
貴方が本当に彼を好きだったこと、見透かしていた様ですよ。
「さあ、探偵社にも私にも、君は不可欠になってしまった訳だけど…Aちゃんはどうしたい?」
❀国木田 独歩
「全く貴様は!本当だと思ってしまっただろうが!」
貴方の所属していた組織を探偵社が徹底的に潰した後に、彼からお説教。
最初は貴方の行動を否定する話ばかりでしたが、彼の話す話は段々と貴方を心配する話になっていきます。
「あの時俺はAに非道い事を言ったのではないかと…ッ」
❀江戸川 乱歩
「君、望んでこの組織に入ったんじゃないでしょ?」
それを判っていたから、彼は貴方を助けに来てくれたのでしょう。
けど、そんな優しい彼に嘘でも「名探偵失格」と言ってしまった貴方。
彼と顔が合わせれなくて、ふいっと顔を逸らしてしまいます。
それを見て、彼は呆れたのかふっと笑います。
「名探偵としては失格だった。でも、君の恋人としては合格だと思わない?」
❀与謝野 晶子
「A〜?」
彼女は傷だらけの貴方を見つけると、貴方に駆け寄って貴方の頬を
貴方にも捨てられると思っていた彼女は、貴方に騙されていたことを怒ってるみたいですよ。
でも、彼女は貴方をぎゅっと抱き締めます。
「騙された事より、Aにあんな真似させた連中の方が妾ゃ憎いよ」
❀福沢 諭吉
「無事で良かった」
貴方に裏切られたのにも関わらず、彼はもう一度貴方を優しく抱擁しました。
貴方は、もう二度と触れてさえ貰えないと思っていたのに。
彼は貴方を恨む所か、ずっと心配していた様ですよ。
事情を知っていたのか、旗また、知らない上で心配していたのか。
「帰ろう、A。」
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もも - リクエスト大丈夫ですか、、? (1月18日 21時) (レス) id: 12bc70a190 (このIDを非表示/違反報告)
枯木(プロフ) - ひらすちゃん🐧さん» コメントありがとうございますー!男の子に任される側でしたか!!w(。-∀-)格好いいっ!! (5月1日 6時) (レス) id: cf1149ca5a (このIDを非表示/違反報告)
ひらすちゃん🐧 - ペットボトル...友達のいつもわっちが開けてる...あ、男の子のやつも任されますよ?...() (4月30日 23時) (レス) @page45 id: 78bf642dad (このIDを非表示/違反報告)
枯木(プロフ) - まゆさん» 有難う御座いますぅぅ(><。)これからも頑張ります!!!!!!(˶' ᵕ ' ˶) (4月30日 5時) (レス) id: cf1149ca5a (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初コメ失礼致します。読んでいて心が癒されました♪いっきに読んでしまいました!wこれからも頑張ってくださいね♪応援しています!!(*^-^) (4月30日 0時) (レス) @page27 id: e4a4033c2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:枯木 | 作成日時:2023年2月1日 20時