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『誠凛と練習試合?』







黄瀬くんとの仲は相変わらずだけど、少しだけ部活に馴染めてきた頃。

去年できた新設チームらしい、誠凛高校と練習試合をするらしい。








「で、黄瀬はその誠凛高校行くっつって今日は部活休みだ」


『は?』


「あいつ中学からああなのか?」


『うーん…帝光中は、なんか、』








勝てば他はどうでもいい、そんなチームだったから。

あんまら部活に来なくなったりしたのは、大輝だけじゃなかったし。








「帰ってきたらしばく」


『それがいい』








わざわざ相手のチーム偵察行くほど、バスケ本気でやってないくせに。


嫌いでも、マネージャーとして選手を見てたら嫌でもわかってしまうバスケへの態度。




大輝のように心からバスケが好きで、それでも途中からは面白くなくなっちゃった人とか。

紫原くんのように、ただ暇つぶしでバスケやってる人とか。

黒子くんは、ただバスケが好きって感じがしたな。変わっていくキセキの世代の中、彼だけは純粋にバスケを楽しんでた。







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作者名:愛璃珠 | 作成日時:2021年8月7日 20時

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