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手伝いを初めて2週間が経った今日、日曜日
元々覚えるのが得意だからコーヒーの銘柄は大体覚えられたし、接客も慣れてきた
でもケーキだけは中々まささんのケーキに近づけることが出来ず、、
朝早くお店に来たり、閉店後や家でもレシピを何度も確認しながら作って練習をするんだけどケーキの出来は納得出来ない
「まささん〜、ちょっと食べてください〜、」
ま「どれどれ〜？」
ま「上手に出来てるよ？味も問題ないし、普通に美味しいよ」
「なんか違くないですか？スポンジがまささんみたいにふわふわしてないように感じるんです、」
ま「気にならないけどな〜」
「ケーキ作りって難しいです、、」
「っあ！まささんあと5分で開店です、！」
ケーキを冷蔵庫に閉まって、OPENの看板を掛ける
「いらっしゃいませっ！」
ま「いらっしゃい〜」
今日もまささんのお店の一日が始まる
日曜日だから張り切ってたんだけど、今日は天候が悪いずっと曇り
ま「今日予報雨だからお客さん少ないね〜多分」
「わ、雨降ってきましたよ！」
ま「Aちゃん〜今日傘持ってきた？」
「はい！折りたたみ持ってます！」
雨が降ってきたから2時を過ぎてもお店に訪れるお客さんは少ない
雨の日は少し早めにお店を閉めるまささん
「まささん〜今日早めですか？」
食器を片付けながらまささんに尋ねると、お店のドアが静かに開いた
？「こんっちは〜」
ドアの方に顔を向けると、黒い帽子を少し深めに被った体格のいい男性だった
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作者名：月 | 作成日時：2021年8月20日 3時
