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バーに立ってレシピ通りの工程を始めるけど
まさか私が呼ばれると思わなくて緊張してる
陸さんはいつもと同じのラテで、樹さんはブレンド
いつも通り作業していると
陸「今日はAちゃんが入れてくれるの楽しみだな〜」
陸「樹、ここのコーヒーマジで美味いから」
樹「コーヒーって陸さんラテじゃないっすか」
陸「いやラテもコーヒーだよっ」
「ラテもコーヒーの仲間です、笑」
2人の会話ちょっと面白くて笑っちゃった
陸「ほら!Aちゃんも言ってんじゃん!」
樹「アラサーがラテってちょっと、」
陸「グチグチ言わない!甘くて美味しいの!」
樹「Aさんはこんなアラサーどう思います?」
陸「え、待って待って(笑)」
「ふふ、ギャップがあっていいと思います笑」
陸「よし俺、これからギャップ売りにしていこ」
樹さんは陸さんの顔みてまた笑ってる
「陸さんにギャップはない」って言って陸さんちょっとぷりぷりしてた
そのやり取りに声出して笑ってたら、陸さんに「Aちゃんまで笑わないでよ〜」ってちょっとしょげてた
そうこうしてコーヒーが出来上がって2人の前に並べた
陸「うんまいわ〜今日も」
樹「あ、美味しい」
「ほんとですか?よかった〜」
陸「もしかしたらまささんのよりも、Aちゃんが入れてくれた方が俺は好きかもしれない」
「いやいやそんなことないです、教えて貰ってちょっとしか経ってないのでまだまだ勉強中ですっ」
そんな話してたらまささんが戻ってきて
ま「Aちゃんのコーヒーファン出来たね〜?」
『そんな、まささんまで』って私が言ってたら
陸さんはボソッと『Aちゃんのコーヒーファン第一号ですっ』
って言ってくれたの
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作者名:月 | 作成日時:2021年8月20日 3時