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潤「タッキー？どうした？」
滝「ニノいるだろ？」
潤「え？いるけど、仕事ないって」
滝「今日あいつYouTube撮影らしくてさ、中丸が俺んとこ来てさ」
？「やだ・・・」
テンポよく繰り広げられる会話の心地良さにひたっていると、松本くんの後ろから小さな人がでてきた。
片手には柔らかな黄色のバスタオルが握られ、反対の手は潤くんのTシャツの裾が軽く握られていた。
顔を少しずらすと見えたのは、我がジャにのちゃんねるの社長兼経理こと二宮くん。
少し赤みを帯びた頬とただでさえ水分量が多いのに更に水分量が増したような目、ダボッとしたサイズ大きめのTシャツに緩めの短パン。
いつになく幼い二宮くんに若干緩みかけた頬を慌てて戻す。
滝「行かないじゃないだろ？
ほら行くぞ？
中丸だって来てくれたんだから。な？」
和「やだ。今日潤くんといるもん」
潤「帰り送ってってやるから、終わったら連絡して？
またここへはいつでも来れるんだからさ？」
和「やだ！」
いつに泣く駄々をこねる二宮くんはぺたぺたと足音をたてて奥に引っ込んでしまった。
滝「わかった。あと15分だけ時間をやるから潤が連れてきてくれ。
毎度毎度すまんが、頼むぞ？
てことで一旦戻ろう。3人には説明しとくけどいいよな？」
潤「うん、15分もあれば行けるから説明はお願い。」
滝「じゃ、戻るぞ」
その言葉だけを理解して俺はまたジャにの部屋に戻った。
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作者名：新杜 | 作成日時：2022年7月11日 13時
