ぎゅうして撫でて、いい子でいるから【まふまふ】

24日目 ページ25

まふまふSide.



そ「……で、どうすんのこれから」



"相手は未成年でしょ？



そこらへん大丈夫？"



真剣に彼はその内容を言葉にして伝えて来た。



ま「……ふふっ、やっぱりそらるさん大好きです」



彼は一方的に否定する言葉を一切使わない。



いつだって僕の見方でいてくれる。



そ「は？なに、ほんと気持ち悪い」



"そーゆうのやめて、意味が分からない"



すぐにかぁっと耳まで真っ赤になったそらるさん。



うそ、ほんとは分かってるくせに。



貴方は人一倍誰よりも優しいから。



なんだかんだ言っては結局最後は諦めて、



真剣になって一緒に考えてくれる。





そ「……で？ホントにどうすんの？」



"未成年を攻めるの？おまえが？"



ま「別に、そーゆうことしなければいいんでしょ？」



そ「ふーん……それで我慢出来るんだ、お前」



ニヤニヤとした顔で悪そうな大人みたいに聞いてくる。



ま「……うそです、ベロちゅうぐらいはやりたいです」



この人……さっきの僕への仕返しかよ、このはんぺんやろぅ。←ごめんなさい。



それなのにすかさずバコンッっと言った鈍い音が頭の上で鳴り響く。



……なんて理不尽だ。



そ「ばか、そこまで言えとは言ってない」



"表現が生々しすぎるわ"



えー何なんですかもう。



ほんと意味が分からない。



別にここまで来たらどれも同じでしょう？



それに真剣にお付き合いをすれば、



そーゆうのにも法的には問題ないし……。






そ「まぁ、とにかくあまり無理はさせるなよ……」



念をかけるかのように十分な圧力をかけて来る。



ま「もー、分かってますって」



"無茶苦茶にしなければいいんでしょ？"



別に無理矢理にしなければいいのだ。






そ「……はぁ、Aかわいそ」



"こんなやつに捕まっちゃって"







そうポツリと呟けば、



"頑張ってね"っとスヤスヤ眠るAに向かって、



同情の眼差しを向けたそらるさんなのであった。

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