13日目 ページ14
坂「ぅええ!?うらさん達いつの間にそんなん仲良くなってんの!?」
う「おめぇがまふと喋りすぎなんだよっ」
あーだこーだと2人の喧嘩が始まる。
なにこれ、痴話喧嘩?←ちがう。
ま「ちょ、まっ、ちょぉっ、待って!」
"喧嘩しないでっ!"
ギャーギャーと一気に騒がしくなる室内。
「……はぁ、うるさい」
何なんだ、この大人たちは。
めんどくさくなって、リビングとは少し離れた玄関側の部屋へ向かった。
けれど、部屋のドアを開けると思いもよらなかった人物が……。
?「あれ、お前今からどっか出かけんの?」
ガチャリと音と共に扉を開き、
そこから現れたのはまさかの彼。
「そ、そらるさぁああん」
そ「え!? なんでお前ちょっとベソかいてんの……って、」
"何これ?…俺帰っていーい?"
すぐに急転換して、元の玄関先に戻ろうとする。
「だ、だめぇっ!!」
後ろからぎゅーっとお腹あたりを両手で掴み、
絶対逃げないように捕獲する。
そ「……お前、ほんっとそーゆとこ可愛いよね」
何かに悶えるかのように手を顔に抑え、フルフルと震えてる。
そ「ほらもう分かったから、Aが好きそうなやつ買ってきたよ」
そう言って、スタスタと戦場のリビングに向かう。
そ「まふまふ、紅茶入れて」
ま「あ、そらるさん!え?紅茶?」
"ちょっと待っててください、え〜っと、確かこの変に……"
そ「坂ちゃん、甘いの買ってきたよ」
"こっち来てみ?"
坂「え!?まじ!?やったぁあ!!そらるさん大好き!!」
そ「うらたくん、小皿とフォークお願いしていー?」
う「え、あ、あぁ、うん」
テキパキと一人一人に声を掛けては、
みんなにそれぞれ仕事を与えていく。
坂田のは仕事かどうか判断しにくいとこだけど…。
「な、なにあれ……」
いつもはあんな眠たそうな顔してるのに……。
いつもはんぺんなのに……(関係ない)。
この時私は、
そらるさんの意外な一面を見つけてしまったのであった。
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え……まって、1000人超えてるのこれ?
まぁーじかぁーもうわけが分からん。
こんな作品でも読んでくださりほんとに毎回感謝でしかありません。
そして何気にグイグイいくうらたさんが結構みなさまお気に入りのようでw
とても不安だったのですがコメントを読んでホッとしました。
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いるよ - 最高過ぎました… (2022年12月5日 19時) (レス) id: 7464634473 (このIDを非表示/違反報告)
千華(プロフ) - 未成年だから途中まで!また成人して覚えてたら見に来ます! (2021年5月25日 17時) (レス) id: ff1aa8f056 (このIDを非表示/違反報告)
しふぉ - このお話が好き過ぎてまた見に来てしまいました。 (2021年2月7日 2時) (レス) id: 19d2dfc8bd (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 良かったです。また書いてくれると嬉しいです。 (2020年12月11日 12時) (レス) id: c11f1036fc (このIDを非表示/違反報告)
。。みかん - あの、後日談みたいな成長した主人公ちゃんと歌い手たちの話が欲しいと切実に思いました。もう、、あの、本当、、、好きです。(唐突な告白) (2020年11月29日 21時) (レス) id: 301c148c11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽鳥 | 作成日時:2017年10月23日 3時