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あのあとすぐに眠くなったから、と適当に理由をつけ部屋に戻った。
「あー……疲れたなあ」
なんて言ってもそれは幸せ疲れっていう贅沢なやつなんだけど。私はそのままふかふかのベットにダイブしてため息をついた。
そこでふと目にするのは、カレンダーでまだ深夜だからめくってはいないけど正確には今日は4日。もう3日しかないと思うと少し寂しくなったりもする。1週間って意外とあっという間なんだよな。
もし私が歌が上手ければ、絵が上手ければ、ダンスが上手ければ、声が良ければ、顔が良ければ。
このどれかが一つでも私に当てはまっていれば、このキャンペーンが終了しても、また連絡先交換して、いつでも会えちゃうような存在になれたかもしれない、なんて考えてしまう自分はリスナーとして失格なのかな。
もしここが最強につまらなくて、早く帰りたいって思わせてくれればそんなことは無いんだけど残念ながら超楽しい。
それにやっぱりリスナーとしては、駄目ってわかっててもいつでも推しには会いたいものだ。
「………ずっと今日がいいのにな」
なんて呟いて、そんな考え事を続けていると、ドアがノックされた。こんな時間に誰だろう。うらたさんかまふまふさんのどっちかかな。
「どうぞ………？」
「あっごめんな。寝てた？」
「センラさん？いえ、起きてましたよ！何かありましたか？」
「仕事も一通り終わったし、眠くなければだけど話せないかなって思って。息抜きも大事やん？」
「ふふ、そうですよね。丁度私も誰かと話したいところでしたよ」
「ほんま？あ、ちゃんと何もせんから安心してな。じゃあ入るよー」
「はい、どうぞ」
私の声に合わせて、センラさんが近くの椅子に腰をかけた。
「よいしょっと…………もうこの生活にも慣れた？」
「まあ、もちろんまだ緊張しますけど、でも凄く充実してるなって感じてます」
「あははw だって初めてあった時めっちゃ驚いて固まってたもんなぁw」
「あんなサプライズ聞いてませんでしたから！」
「そりゃそうやろ〜！言ったらサプライズとちゃうし。あれ何週間も前から計画しとったんやで？皆優しすぎるって」
「ですよね〜。そういうところが歌い手リスナーやめられないところなんですけど」
「え、なに。やめようと思ってたん？w」
「いやそういうわけじゃないですけど！」
「だよねw」
やっぱりセンラさんが話し上手っていうのもあって会話が途切れない。全然気まずくない。
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*ゆうらまる*(プロフ) - すごく面白いです！！こういう企画が本当にあったらな〜更新待ってます！ (2022年8月18日 12時) (
レス) @page23 id: 394490a509 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - 喜春さん» 返信遅くなってすみません！そう言って頂けて凄く嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年5月25日 1時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
喜春 - コメント失礼します。とても面白いです！頑張ってください！ (2020年3月30日 15時) (レス) id: d9f7f3b7dd (このIDを非表示/違反報告)
ぴぁ(プロフ) - あぁあぁ申し訳ございません…！！別の作品の方で固定して書いてた名前なのでつい癖でやってしまいました……今後からは気をつけます…！修正してきましたので今まで通り読んで頂けると嬉しいです。報告ありがとうございました…！ (2020年1月9日 23時) (レス) id: 84d5814917 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - 名前って固定なんですか？ (2020年1月9日 22時) (レス) id: 7a9b730b16 (このIDを非表示/違反報告)
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