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ズキズキ痛む頭を抱えながらやっと訪れた定時に急いで片付けをして
みんながびっくりする程の速さでフロアを出た。
エレベーターを降りてエントランスを抜け表に出たら１本裏道に曲がって
ほんの数歩歩いたら見えるコインパーキングに雅紀の車を見付けて
もう嬉しくて嬉しくて駆け出したい位だけど頭が痛くてゆっくりしか歩けない。
そんな私を見付けた雅紀が車から降りて駆け寄って来たのと
後ろから「Aっ！」って呼ぶ声が聞こえたのが同時で
思わず立ち止まって後ろを振り返った。
「えっ！どうしたの？何かあった？」
そこにいたのはタツヤで仕事の事で何かあったかと思ったら
「や、ごめん。相葉雅紀とか冗談だと思ってたから送ってこうかと思ったんだけど・・マジで？」
びっくりした顔でちょっとだけバツが悪そうにそう言ったタツヤ。
「えっ・・いや、あの・・・」
思わず口ごもった私の手をきゅっと握った雅紀が
「うん、マジだよ。」
当たり前のようにそう言ってこくんと首を傾げて私を見下ろし
「A、お疲れ様！もしかしてまた頭痛？オレが来たからもう大丈夫だよ。」
そう言って私の手からさっとバッグを取って
「て事だからこの人に手出しちゃダメだよ。」
タツヤに向かってにこやかに笑い私の手を引き歩き出した。
「ま、雅紀！いいの？あんな事言って！」
「だって今のってAがよく話してる同期の奴でしょ？いつかはちゃんと釘刺しとかなきゃなって思ってたからいい機会だったよ。」
うひゃ、と笑いながら助手席のドアを開けた雅紀がチラッと後ろを振り返ったら
「釘の刺しようが足らなかったかな。」
ぽつんと言ってそのまま私にチュッとキスをして、びっくりする私をよそにおっきな声で
「じゃーね、同期くん。」
タツヤに向かってにこやかに手を振り私を助手席に乗せると
「今ので足りたかな。」
くふふっと笑って発進させた。
「十分だよ(笑)」
「良かった！じゃ、今日は俺ん家ね！」
運転しながら私の頭を優しくぽわんと撫でた雅紀が楽しそうにしてるから
私まで楽しくなっちゃってあんなに酷かった頭痛も忘れてしまう。
「ありがとね、雅紀。」
そう言った私に「どういたしまして。」ってにっこり笑った雅紀がイチバンのお薬だね。
おわり。
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えこる(プロフ) - アルさん» アルさん♪わー！お久しぶりです！来て下さってありがとうございます^^大画面で見る嵐さんはやっぱり良いでしょうね。音響もより智を感じられるんだろうなぁ。寂しいけど、お互い彼の幸せを願って頑張りましょーね！ (2022年9月22日 22時) (
レス) id: 8148382d94 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - えこるさん、お久しぶりです。更新ありがとうございます。円盤が届いたけれど開けられず、でも嵐さんに会いたくて映画館の再上映に行ってきました。やっぱりこの歌声だなぁと涙が出ました。私も幸せを願いつつ、いつかを待ちたいと思います。 (2022年9月21日 15時) (レス) @page20 id: 323bc936bc (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» ウッチー♪来てくれてありがとうございます〜！みんなやっぱり嵐さんが大好きなんだよね。逢えなくて寂しいけど彼の幸せを願って、またいつかを待ちたいと思います。そして私も、またいつか、があればいいなぁとぼんやり思ってます。いつもありがと（ハート） (2022年9月18日 0時) (レス) id: 8148382d94 (このIDを非表示/違反報告)
ｳｯﾁｰ(プロフ) - お話をありがとうございます。えこちゃんの世界にとっぷり浸かって私もまた、まちゃきが大好きなんだなーって観ていて涙が出たもん。おんなじ気持ち。心をスッキリされてくれてありがとう。また、お話をおねがいします♡ (2022年9月16日 21時) (レス) @page20 id: bdf813d950 (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - みぃさん» みぃさん♪んふふ、お久しぶりです。ほんと、皆気持ちは一緒みたいで嬉しくなっちゃいます。智に会いたいですね。ただ彼の幸せを願ってるのに、やっぱりライトを浴びて楽しそうに踊る智が欲しくなる。せめて妄想の中でだけでも皆が智に会えますように。 (2022年9月15日 22時) (レス) id: 8148382d94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えこる
作成日時：2021年1月23日 21時
