第32話 ページ32
A｢？､､､なにそれ｣
トン｢妖怪百科事典｣
A｢え｣
トン｢ショッピは、猫のしっぽが二本あるから"猫又"､､､チーノはよぉ化かすから"狐"やろな｣
A｢なるほど､､､妖怪、ね､､､｣
トン｢んで、シャロオンコネシマは"狛犬"なんちゃうかなぁ、ロボロは普通の子供と変わらんけど背丈の成長が感じられんから"座敷童子"｣
A｢あーね､､､で、ゾムくんは"天狗"かな｣
｢､､､うつは、？｣
代々古くから受け継がれてきたようなその古い本には
うつの特徴に当てはまるような妖怪が乗ってなかった
2人でパラパラとページをめくりながら探す
シャ｢な、A｣
A｢んー､､､ちょっと待ってねー？｣
ロボ｢とんと、｣
トン｢待て待て､､､今探しとるから｣
コネ｢Aｯ！！！｣
A｢え、な、なに！？｣
チーノ｢にいさんが！！｣
A｢うつくん！？｣
コネシマとチーノの大きな声で我に返った2人は
慌てて立ち上がりうつを探し始める
コネシマに手を引かれてついて行けば
縁側のようなところの下に潜り込んで
縮こまってるうつとそんなうつの黒いしっぽに
絡まれて身動き取れなくなっているショッピがいた
うつ｢ｯゔ､､､ゔぅ｣
ショ｢にさｯ､､､いたぃよ､､､ｯ｣
A｢うつくん！！聞こえる？ショッピくん離してあげて？｣
うつ｢ｯ？､､､いゃ、ｯいやや！！｣
A｢何があったの、？今までこんなこと､､､なかっ、｣
いつも聞き分けのいいうつが
今回ばかりは聞いてくれない
何も聞きたくないと言わんばかりに耳を
塞いではショッピをきつく縛り上げている
呻くショッピの声にいてもたっても
いられなくなったのかトントンが手を伸ばして
うつを縁側の下から引っ張り出した
うつ｢きゃうｯ！？｣
トン｢ええ加減にせぇよ｣
ショ｢Aｯ､､､ﾋｸﾞｯ､､､こわか、｣
A｢よしよし、少し痕ついちゃってる､､､もう大丈夫だよ、トンくんに手当してもらおうね｣
トン｢男やろ？もう大丈夫なんやから泣くな｣
ショ｢ｯ､､､ん゛、わがｯだ｣
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ショートピース - 今回の小説も大好きです‼︎Twitterやってなくてパスワードの件の時作品追えていなかったんですけど､､､久しぶりに見たらやっぱさや様最高すぎて本当に一番好きな作者様です‼︎お体に気をつけてこれからも更新頑張ってください (2023年3月27日 22時) (
レス) @page44 id: 4c8fcac512 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - まいかい作品が神作で発狂しそう…()今回も面白いです！sypが可愛いんじゃあ…更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月27日 20時) (レス) @page44 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶(プロフ) - 39話のトントンが大先生に教えているところの話が気になりますできれば書いてくれませんか？ (2023年3月19日 22時) (レス) id: e8b6a52788 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年3月12日 14時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
月姫 - いつもさや様の作品を読ませていただいてます！いつも素敵な作品ありがとうございます。更新がない期間はとても寂しいですがまた更新楽しみにしています！パスワードの件も了解しました！ (2023年2月6日 7時) (レス) id: 5481e3b522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや
| 作成日時：2023年2月2日 17時
