【d!】悪役令嬢3

第109話 ページ11

A「､､､ふぅ」









いい感じに酔いが回って今1番気持ちいい


料理もとても美味しかった


後でコックさん達とお話したいな









私は少し酔いを覚ますためにテラスで涼んでいる


風が吹いていてとても気持ちいい


今のところ処刑はされなくて済みそうだな


グルッぺン様とかトントン様と関わってないから大丈夫









ショ「､､､踊らないんすか」


A「そうですね踊りますか？」









なんの挨拶もなしに後ろから


声をかけてきたのはショッピ様


私は振り返らずに外を眺めているので


姿は見えないが舌っ足らずで特徴的な声だ


すぐに分かる









ショ「嫌ですよ」


A「あら残念」


ショ「､､､？」









ゆっくりと振り返れば


かっこよく決まったショッピ様と目が合う









A「紫とても似合いますね」


ショ「お世辞は結構です」


A「本心ですよ」


ショ「､､､､､､､､､ドレス似合ってますよ俺はお世辞ですけどね」


A「残念､､､でも嬉しいです、私の大切なお友達が選んでくれたので」


ショ「友達いたんすね」


A「えぇ数少ない大切な友達ですよ、死ぬまで大切にします」


ショ「､､､」









ショッピ様は私の顔をのぞき込みそのまま固まる









なんだ


私の顔なんか着いてる？


さっきスナック系のお菓子食べたからな









ショ「？､､､何してんすか」


A「顔になにかついてるのかと思って」









口元を必死に拭っていると


ショッピ様は不思議そうな顔で聞いてくる









ショ「ふはwwついてないですよ」


A「それは良かったです」









初めて私の前でちゃんと笑ったな


そんなに面白かった？普通に恥ずかしいんだが









ショッピ様は私の隣に来ると


テラスの手すりに寄りかかって同じように


景色を眺め始めた

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