【d!】私悪役令嬢だって2

第63話 ページ15

コネ「､､､A？」


A「､､､また一緒にご飯食べてくれますか？」


コネ「ん？飯？」


A「また一緒に座学を受けてくれますか？」


コネ「､､､おん」









ゆっくり時を刻む彼の心音に


心を落ち着かせながら問いかける









A「今度はちゃんとお話聞いてくれますか？､､､もうあんな目で見られたくないです」


コネ「すまんかった､､､絶対せん」









コネシマ様は落ち着かせるように


私の背中をさすってくれた









あんな冷たい目で見られるのはもう嫌だ


どこまでも冷たくて深くて


綺麗で濁っていて底がないあの目


思い出しただけでも息が止まりそうになる





























コネ「､､､ぶはww顔酷いでw」


A「うるさいです誰のせいだと」









透き通るような綺麗な瞳と目が合う


今度はとても暖かい


朝の冷たさなんてどこにもなかった









コネ「すまんすまんwそんな顔も可愛ええよ」


A「求めてないです」


コネ「俺が言いたいから言うねん」


A「､､､そうですか」









誤解が解けて良かった


後でシャオロン様にはお礼を言わないと




























コネ「Aめちゃ柔らかい」


A「､､､」









再度抱きしめられてしまった


もちろんコネシマ様は男性私は女性


体格差があるわけで抵抗できるわけもない









どうやって離してもらおうかと


考えてる間にもコネシマ様は


私の髪の毛を手ぐしでといたりいじったり


再度背中をさすってみたり


好き勝手にやられている









これ私嫌とか思ってないから許されるけど


ほかの人にやったら普通にセクハラでは？









A「､､､そろそろ離してくれませんか」


コネ「なぁAそろそろ敬称と敬語取らへんか」


A「話聞いてますか？」


コネ「もうちょい距離縮めたい」


A「物理的に詰めるのやめてください」


コネ「物は試しや！な？1回俺の名前呼んで？」


A「いやだから話を」









さっきから私の話は聞こえてないのか


聞く気がないのか


､､､後者だな

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