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今日は朝から雑誌の取材と撮影、午後からはそれスノの収録がある。
重い腰をあげてタクシーに乗り込むと、吐き気がした。
ああ、もうわたし本当に限界なんだ。
スタ ｢本日はよろしくお願いします！｣
｢こちらこそよろしくお願いします｣
スタ ｢最近アンチの方は大丈夫ですか？日に日にエスカレートしているようですが｣
｢見ないようにしてるので大丈夫です｣
スタ ｢そうですか。芸能人の方は大変ですよね。でも色んなお仕事ができるので楽しそうですよね！｣
じゃあ貴方代わりにやってくれますか？
確かに楽しい時もある。
でもその代償に『自分』を奪われる。
その気持ち、分かりますか。
スタ ｢本日はこの辺で！ありがとうございました！｣
｢ありがとうございました｣
わたしが答えたインタビューなんて誰が見るのかな。
午後の収録まで時間があった。
近くのカフェでコーヒーをテイクアウトしようと久しぶりに街を歩いてみると泣きそうになった。
｢···いいなぁ｣
制服をオシャレに着こなして写真を撮ってる女子高生。
手を繋いで笑いあってるカップル。
ペアルックで買い物をしてる家族。
みんな、楽しそう。
『え！？A！？』
『やば！ガチじゃん！』
『あの、写真撮って下さい！』
気付いたら変装を全部取って渋谷の真ん中に立っていた。
笑顔で声をかけてきてくれる女の子達。
写真を撮ってあげると泣いてくれる子もいた。
『いつも見てます！』
『可愛い！』
『この前のテレビ見ました！』
こんなに心が踊ったのいつぶりだろう。
わたしの前には行列ができ、写真も撮ったし動画も撮った。
凄く楽しかった。
でも、すぐ現実に戻された。
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Ayayayayayaya(プロフ) - ネタバレになるから何と言っていいかわかんないんですが楽しい話じゃないとゆうか、、死とゆうか…最初に一言注意書き欲しかったかなと思います。 (2022年8月28日 18時) (
レス) id: 50b90b26e1 (このIDを非表示/違反報告)
スノスト、なにわ、Jr.大好き女(プロフ) - めちゃ面白いです、！続き待ってます♪ (2022年8月17日 8時) (レス) @page10 id: 51ebc1fdbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾 | 作成日時：2022年8月16日 14時
