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｢｢うぉぉぉおおお！！！｣｣
晴空｢狂ってる…｣
日向｢ぜってぇ勝つ！！｣
影山｢負けねぇ！！｣
晴空｢勝ち負けの前にゴールどこだよ！！！？｣
男子高校生二人、その後ろに女子高生。
全速力で走る日向影山に、晴空は額に青筋を浮かべながらついて行く。
コイツらのせいで月島以降の脈を測り損ねた。
これでは体力が着いたのかわからないではないか。
ハートブレイクヒルの頂上、選手の脈を測っていた晴空は、日向影山の雄叫びに微笑んでいた。
晴空｢若いなぁ…｣
走り終えた二人を迎え入れようと足を運ぶ。
晴空｢…んっ？｣
おかしい。
全く速度を落とす気配が無い。
それ所かだんだん早くなってる。
影山｢姉貴！着いてきてどっちが勝ったか判定してくれ！！｣
晴空｢は｣
日向｢うぉぉおおぜってぇ勝つ！！｣
腕を引かれる。
衝撃で持ち物は全て落ち、危うく転びかけた。
しばらく走った所で冒頭に戻るのだが、
晴空｢…私短距離派なんですケド｣
突発的な身体能力には自信のある晴空も、 長い間走り続ける事を強いられれば息も切れてくる。
口角が下がらないようそちらの方に体力を使ってしまうので、だんだん足も動かなくなってくる。
俯いて二人を追いかけていると、突然止まったせいか日向の背中に飛び込んでしまった。
晴空｢んぶ｣
日向｢…はぅあッ！？晴空さっ…｣
勢いよく頭から突っ込む晴空。
日向は抱き締められたのだと勘違いした。
普段は自分から抱き着きに行っているので、いつもと逆の状況に頬を染める。
俺もやっと頼られる存在になったのか。
晴空｢ごめん｣
そんなつもりもない晴空は謝りながら普通に離れた。
影山｢何やってんだよ｣
晴空｢ごめんて｣
日向｢てかここどこだ？！｣
見慣れない土地のコンビニの前で、三人揃ってここはどこだと狼狽え始める。
晴空｢来たことはある気がすんだよなぁ…｣
影山｢気がするだけじゃダメだろ｣
晴空｢ほら、若野三丁目って白鳥沢の近くじゃん｣
日向｢え、白鳥沢って、ウシワカの？！｣
牛島｢俺に何か用か｣
晴空｢…げ｣
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mbftmm(プロフ) - 更新再開待ってますううううう（ ; ; ）めちゃくちゃ面白いです！！！！ (2022年1月18日 1時) (
レス) @page24 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
fareleven(プロフ) - 星蘭さん» え……え、凄い！気付いてくれた！！そうなんです！美羽姉さんの名前聞いた時に名前思い付いて…！！めちゃくちゃ嬉しいです！(´>∀<｀)コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: ca53b20a88 (このIDを非表示/違反報告)
星蘭(プロフ) - 少し前から思ってた。影山3兄弟の名前繋げると、「美しい羽で晴れた空を飛ぶ雄」になる！(言いたかっただけです。すみません。)5も楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: e03eae3599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fareleven | 作成日時：2020年12月29日 23時
