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結局 二人で一つの大きな浮き輪に
入ってぷかぷかと浮きながら
流れているわけだけど。
『……////』
ち、ち、近い…!!!!
すると、
風磨｢恥ずかしいの？笑｣
私が考えてることわかってて
わざとからってくる彼。
…なんか、負けてる気がして悔しい。笑
『…そういう風磨はどうなのよ』
風磨｢どうって？｣
『こんなに近くて恥ずかしくないわけ？』
とびっきりのドヤ顔をかましながら
言ってみた。
風磨｢もしかして、
悔しがってる？笑｣
あーっ、もうムカつくなー！
『…黙れ、ばか//』
やっぱり、彼には
適わないみたい。笑
.
.
あれから、しばらく経って、
彼がビーチボールで遊びたいと
言い出したから、
しぶしぶプールから上がる。
シートに戻ると、
空気が入っていない
ビーチボールを鞄から取り出し、
一生懸命膨らます彼。
顔パンパンじゃん。笑笑
風磨｢よし、できた！｣
だが、そんなのお構いなしに
満足そうに微笑む。
風磨｢よし、やるか！｣
そう言って、少し離れて
私に向かってトスをしたのだが、
『んぎゃっ!!!!』
いきなり顔面クリーンヒット。笑
風磨｢そんな強く打ってねぇんだけど笑笑｣
んなこと言われなくても わかってるわ！
風磨｢お前、バレーできねぇの？笑笑｣
『球技だけ苦手なの！』
風磨｢お前、取り柄ねぇじゃん笑笑｣
腹を抱えて笑う彼に、
私が黙っているわけもなく、
『とりゃあ！』
不意をついてアタックをかますと、
奇跡的に彼の顔面にクリーンヒット。
風磨｢お前、やりやがったな…｣
『ざまぁみやがれ(｀-ω-´)』
風磨｢この野郎…｣
結局、バレーというより、
ただのアタックの打ち合いに
なってしまった。笑
でも、もし私じゃなくて(人1)だったら、
普通にバレーを楽しんでたのかもしれない。
そう思うと、こうやって
くだらない事で笑い合えてる自分が
(人1)よりもちょっとだけ上になれてる
んじゃないかと優越感に浸っていた。
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抹茶もち \ ♪♪ /(プロフ) - わぁぁぁぁ、めっちゃいいお話ですね 感動して泣きましたヽ(；▽；)ノ紫月さんのお話大好きです!! (2016年3月22日 13時) (
レス) id: f516db3a4f (このIDを非表示/違反報告)
xLuvx(プロフ) - 移行おめでとうございます！！これからも無理せず更新頑張って下さい！！ (2015年6月14日 23時) (レス) id: aebc61ec1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫月華恋 | 作成日時：2015年6月14日 22時
