# ページ10
＊
『ちょっと待ってください！私浮気なんてしてません！』
須貝「じゃあ昨日の男とさっき電話してた圭人っていう人、教えてよ。」
『今電話してたのは、圭人。私の弟ですよ。』
「「「「お、おとうとぉ!?」」」」
『はい、明日 センターじゃないですか。
それで圭人も東大を受けるんです。だから明日と明後日の2日間は地元の愛知からこっちに来るんだけど、ホテル取るのもったいないので、うちに泊めるんです。あれ、駿貴さんに言ってませんでしたっけ？』
須貝「いや、聞いてないけど...。」
『すごいですよねぇ。理�� 希望で将来は薬剤師になりたいみたいですよ。』
Aに弟がいるのは知っていたけど、
名前までは知らなかった...。
伊沢「じゃ、じゃあ昨日のイケメンで背の高い男の人は？」
そう！その人！じゃあ誰!?
『それが全く身に覚えがな.....あ！！』
何かを思い出して、携帯をいじり出したA
『もしかして、この人ですか、昨日見たのって、』
Aは俺たちに写真を見せた。
そこに映っていたのは、Aともう一人の人
須貝・伊沢「「そう！その人！」」
福良「うわ、イケメン...。」
山本「たしかに...。」
『ふふ、あははははっ...。こうちゃん、この人知ってるよね？』
Aはこうちゃんに同じ写真を見せた。
渡辺「ん.....あ！岩田さん！この人！」
『そう、だから やめておいた方がいいって言ったのに。笑』
須貝「どういうことですか...?」
渡辺「『この人、女の人ですよ。』」
「「「はぁああああああ！？」」」
『身長高いのをいいことに、男装してるんですよ。だからバレンタインにも沢山チョコ 貰ってるんです。私とこうちゃんと同じクラスで、昨日久しぶりに一緒にお出かけしたんです。多分 ハグしてたのは私がヒールで転けそうなのを助けてくれたんです。』
渡辺「岩田さんってかっこよくて、そこら辺の男よりかっこいいよね。」
「「「・・・・」」」
女...!?
須貝「ごめぇええええええん！A！ただ俺の勘違いだった！」
謎が解けた時、俺はAに抱きついた。
『へ？あ、それで今日機嫌悪かったの？』
須貝「はい、すみませんでした...。」
『いやいや、紛らわしい私が悪いので...。』
伊沢「なんだ、須貝さんの勘違いじゃん。」
須貝「伊沢だって、女だってわからなかっただろ!?」
山本「まぁ、でも、いつもの須貝さんに戻ってよかったよ。」
『ふふ。私 浮気なんてしないので安心してください。』
須貝「Aすきいいいい！」
＊
#勘違い / sgi end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね！これからもこの小説応援しています！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋鞠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
