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from sugai.

『...じゃあ、明日12時に駅で待ってるから、“圭人”が着いたら連絡して。』


圭人...?誰だ...?
撮影が一旦終わって、作業部屋に戻ろうとした時、Aが、誰かと電話をしていた。


伊沢「須貝さん?どうかしたんですか?」

須貝「しーっ!今Aが話してる。」

『はいはい。んじゃまた明日。圭人も頑張ってね』

福良「圭人?男の人じゃない!?」


だよなぁ..。
俺 圭人っていう人知らない..。
こうちゃんなら知ってるかな?


須貝「こうちゃんのクラスに圭人っていう人いる?」

渡辺「いや、いませんけど...もう、直接聞いてみましょうよ!」


浮気?
その単語が頭をよぎった。
昨日のイケメンもその圭人っていう人...?
ガチャ
こうちゃんは普通に作業部屋に入っていった。

え、ちょっ..!!!


『あ、撮影終わったんですね。お疲れ様です。』

「「「「お、おつかれ〜」」」」


Aに気づかれたのか、さっきのメンバーはぎこちない感じだった。

「「「「「・・・・・」」」」」

誰も話さないこの空気。口を最初に開けたのは伊沢だった。

伊沢「Aちゃん、さ、今誰かと電話してた?」

『はい、してましたけど...。なぜです?』


Aはよくわかってない感じだった。
その態度が頭にきて、俺はちゃんと言うことにした。


須貝「それって男でしょ?さっき圭人って言ってたし、昨日 背の高いイケメンの人と一緒にいたよね?」

『はぁ!? 何の話?』


Aはびっくりしたような顔で俺に言う。


須貝「俺も伊沢だって昨日外で見たって言ってるし、昨日 オフィス来れなかったのもその人と会ってたからでしょ?その男と浮気してるんじゃないの?」

『いや、男って...。』

須貝「明日も会うんでしょ?電話で言ってたじゃん。それに昨日あった男とハグしてたんでしょ?」

福良「ちょ!須貝さん、そこまで言わなくても,..」

須貝「福良さんは黙ってて、ねぇ、Aどういうこと?まさか浮気してないよね?」


俺は勝手にAに攻めに聞いてしまった。
Aのこと信じてるのに...。

このオフィスの空気は最悪な空気だった。


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美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね!これからもこの小説応援しています! (2020年6月2日 23時) (レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです! (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋鞠 | 作成日時:2020年4月29日 2時

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