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＊
ｶﾞﾁｬ
あれから何時間が経ったのか、
玄関の方からドアが開く音がした。
鶴崎「ただいまぁあ..。」
帰ってきたので、私は玄関に向かう
『おかえり。お疲れ様、もうちょっと遅くなるかなって思ってたら案外早かったね？』
時計は10時半を指していた。
鶴崎「まぁ、若い子たちもいるし、それに、変わったAも見たかったからね？」
修功さんはそういいながら
私の髪の毛を触る。
鶴崎「長い黒髪も良かったけど、こっちも似合ってる。可愛いよ。」
『ありがとう。そう言って貰えて嬉しい。お風呂入れてあるから入っていいよ？』
鶴崎「いつもより飲んじゃったからなぁ。そうさせてもらうよ。ありがとう」
そう言いながら、修功さんはお風呂に向かった。
いつもより飲んだのかな、短時間で沢山飲むのは危険だって言ってるのに、
服からはほんのり苦いお酒の匂いが漂っていた。
私はそう思いながら、リビングで洗濯物の片付けをして修功さんが出てくるのを待っていた。
・
鶴崎「ふぅ...。気持ちよかった。」
首にタオルを巻きながら私が座っているソファーの方に来た修功さん。
そして私の隣に座る彼
鶴崎「ふぅ、」
『お疲れ様、コーヒー入れよっか？』
鶴崎「んー、暖かいおちゃがいいな。」
『了解｡ちょっとまってて。』
私は席を立って、キッチンに行き暖かいお茶を入れる。
『はいどうぞ。』
鶴崎「ありがとう。A。」
『いいえ、』
2人でソファーの座って、テレビもつけずにぼーっとしてる時間。
この時間が案外 私も彼も好き。
鶴崎「ふぅ...。」
『そんな疲れたの？』
鶴崎「まぁね。A...。いい？」
『ん。いつも聞かなくていいって言ってるじゃん。』
鶴崎「ごめんごめん。ありがとう。」
修功さんは私と修功さんのコップを目の前の机の上において、私の方に近づく。
ぎゅっ...。
お互いに向き合って、
抱き合う。
鶴崎「はぁ、やっぱり落ち着く。」
『大変だね、私が何かで来ればいいんだけど、』
生憎、東大王の方には携わっていないので手伝いようがない。
鶴崎「こうして貰えるだけいいよ。」
『そっか。今日は沢山飲んだの？』
鶴崎「まぁまぁ。臭い？」
『んー、臭くはないけどまだほんのりね。』
鶴崎「でもまぁ大丈夫でしょ。」
＊
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美音(プロフ) - すごく面白い短編集ですね！これからもこの小説応援しています！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: e787dcfbf1 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - いつも読ませていただいています。パスワードを教えていただけると嬉しいです！ (2020年5月9日 8時) (レス) id: 003401b3fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緋鞠 | 作成日時：2020年4月29日 2時
