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侑李のことだから、面倒臭くてドタキャンした、ということも考えられる。



でもそれなら、私のとこに来るのは矛盾している。









侑李「行こ。」





A「あ、うん。」









何も答えないまま歩き出した侑李に、私も続いた。






道すがら、侑李から何か言葉が紡がれることはなくて、
なんとなく、私から声が発せられることもなかった。









侑李「じゃあね。」





A「あ、うん、また…。」









そうして、侑李は私を家まで送り届けた。


ただ、それだけ。









A「――、侑李!」





侑李「………うん。」





A「何か…あった?」









だって、それだけなはずがなかった。


言わずもがな、侑李の様子は可笑しかった。









侑李「別に。何もないよ。」









何もないはずがないのに。



その顔が、哀しそうに歪んでいる。





口許には笑みを湛えているのに、
なんだか寂しそうで。









侑李「ただ、」









此方を見ていたはずの侑李は、
踵を返して私に背中を見せる。









日が落ちるのが早くなってきた。


早くも夕闇が辺りを包み込んでいる。





その中で影を長く、長く伸ばした彼は、
背を向けたまま続けた。









侑李「婚約、したって。」









そう言った後、侑李は歩き出した。









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設定キーワード:Hey!Say!JUMP , 知念侑李 , 有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2018年11月3日 16時

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