今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:223,146 hit
小｜中｜大
92 ページ43
.
大貴「一人で抱え込むなって。Aの彼氏、でしょ？俺。一人で恋愛されちゃ付き合ってる意味ねーじゃん。」
諭されるような言葉に、静かに頷く。
確かに、一人で思い煩うのであればそれは片想いとなんら変わらない。
大貴「ちなみにAが見た人…は、まあ確かに昔付き合ってた人だけど…まじ、もう何年も前だから！」
困ったように眉尻を下げながら、信じて、と必死に念を押してくるのが伝わってきて、私は静かに頷いた。
その様子を確認すると、大ちゃんがその時のことを説明し始める。
大貴「知り合いから聞いたんだけど、その人、ネットになんか俺の事で嘘ばっか書いてるって。」
「…前に言ってた、有岡に騙されてたって人。
まぁ2、3年前の話っぽいけどな？
この人が別のブログに散々書いてたから、女の間では有名だったって。」
光くんの言葉が脳裏に浮かんだ。
大貴「あーいうの、困るから消せって言いに行っただけ。嘘じゃねーよ。それに、会ったのそれ一回っきりだから！」
なんとか信じて欲しい。
その思いが、言葉の端々から伝わって来るようだった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環
| 作成日時：2018年8月26日 15時
