今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:261,909 hit
小｜中｜大
15 ページ15
光「だーから俺は薮をすすめたんだろがーい。」
A「うん、そうだねぇ。
いや、薮くんはいい人だったよ？」
光「だしょー？
おし、今からでも遅くない！
有岡なんて捨てちまえ！」
そう言うと同時に光くんは紙くずをゴミ箱へ向けて放り投げた。
紙くずは弧を描いて綺麗にゴミ箱の中に収まる。
光「ナーイス俺！」
雄也「こら、周りの紙くずを拾え、ほら。」
光「えー。」
雄也「他人の家を散らかすな。
あー、Aは触らないでいいから。」
雄也に制されて床に散乱した紙くずを拾おうとした手を引っ込める。
どっこいせ、と光くんが歩きながらそれらを集めて、まとめてゴミ箱の中に放り込んだ。
雄也「で、ここに人気芸能人が現れんの？」
不躾と言えば不躾な質問に溜め息を吐きながら、静かに頷いた。
大ちゃんの自宅から此処までは車で30分はかかる。
近い距離ではない。
雄也「ふーん。テレビ局とかが近いわけでもねーし…売れっ子がそこまでして来てくれるっつーのは…愛されてるって思っても…
いいの、かなぁ？？」
沈んでいた気持ちが浮かぼうとしたのに、
疑問符で終わった言葉にガクリと肩を落とした。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環
| 作成日時：2018年7月28日 23時
