私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？伍っ！【RKRN】

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あの子の隣は
とても居心地が良かった










初めて会った時は本当に八左ヱ門と同じことを言ったからそれが面白くて
でも、それが理由で仲良くなれそうだなって直感的に思ったんだ







そしたらやっぱり
Aとはすぐに仲良くなれたよ






異性の友達なんて
今までいたことは無かったけど
そんなの忘れるくらいAの存在は他の四人と同じように特別なものだった









ううん…やっぱりちょっと違うかも











あの四人よりも少しAは特別だった









それはきっとAにとって僕が
【はじめての友達】だったからだろう




彼女の少しの特別扱いが
僕にとっても特別になったんだ













本の趣味も良く合ったし
二人で話す時間も、もちろん楽しいけど



何も話さない時間であっても
僕は彼女の隣が一番落ち着く




ってこんなこと言ったら三郎がまた拗ねるかな…？









でも、無理に話そうとする必要もない
Aとの時間は穏やかな風が吹くようにどんな時間だって心地良い
そんな時間がずっと続いてほしいなぁ…って
いつも別れる時に思うんだ







だから容易に想像してしまう
僕たちがお爺ちゃんお婆ちゃんになっても
きっとこの二人でいる時間の心地良さは
【変わらない】んじゃないかって








そして、きっと僕はそれを【望んでる】












いつか



















いつか
八左ヱ門とAが一緒になる日が来るのかな？










その時も僕はAの隣に入れるのかな？
やっぱり【隣】は【取られちゃう】のかな？










嫌だ











嫌だよ













なんだか今日は…
あれも嫌これも嫌って…子どもみたいだな…僕は
どうしてこう思っちゃうんだろう…















でも、せめて













せめて今だけは











今だけ僕が【一番】Aの隣にいたいんだ
それくらいは許して欲しいんだ










早く早く
Aの隣に行きたい









Aと一緒にいたいんだ













隣にいることにすごく価値がある気がするんだ










いつだって隣が良いんだよ










A

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