私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？弐っ！【RKRN】

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そんな出来事があった
五年生が合同実技訓練が終わる頃



「それでは本日の授業はここまで」

「「「ありがとうございました〜！！」」」


ここ【一年は組】の授業も終えようとしていた


は組の生徒たちは授業が終わったことに安堵し
「やっと終わった〜！」「これから何して遊ぶ？」と教室は一気に賑やかなものになる



その様子を微笑ましく眺めていた一年は組の教科担当である土井半助先生が出席簿を片手に教室を出ようと戸に手をつけた瞬間、彼の頭に先程までなかったものが思い浮かぶ






「あ、忘れてた」


その一言では組の生徒たちの多くは【嫌な予感…】とざわつき始める

そんな生徒たちを見て
少しニヤッとした先生は咳払いをし
こう言った






「お前たち明後日までに
【刀】についてのレポートを出すように！」


「「「ええぇええええええ！！！！」」」





「また宿題ですか〜？」と一番教室の戸から近い席にいる摂津のきり丸が恨めしそうな目で土井先生を見る

そんなきり丸に先生はムッと睨み返し



「授業の遅れを取り返すた！！め！！だ！！」



と声を張り上げる
それに対してきり丸の隣に座っている福富しんべヱが片手を上げ




「でも僕たち！」


と言えば


元気よく言えばみんなそれに続いて…







「「「刀のことまだ習ってません〜！！！！」」」


「なぁぁ！？！！！！？！！！？」


土井先生は片足を上げたまま後ろへと倒れ込む
そして、勢いよく立ち上がり顔を大きくして







「教えたはずだ！！教えたはずだ！！教えた！！
はずだ〜！！！！！！！！！！！！」


その勢いに圧倒され一年は組の生徒たちは机に伏せたり、先程の土井先生と同じように倒れ込んでいる



そんな生徒達に頭を抱え




「とにかく！！！明後日までに提出するんだぞ！！」

そう言い放ち
土井先生は今度こそ教室から出て行ったのだ

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