私の推しは久々知兵助くんだが、今告白されてるのは竹谷八左ヱ門くんで…あれ〜？参っ！【RKRN】

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七松はAの返事を待たずに
Aを軽々と持ち上げては米俵と同じ扱い
いわゆる俵担ぎと呼ばれる人の抱え方だ

これにはAも訳がわからず放心状態で自分の状態を理解できずにいた


「よっと…よし！では行くぞ！
お前たち休憩は終わりにして戻るぞ！
着いてこい！！」

「えっ！？七松せんぱっ…！？！」

「いけいけどんどん〜〜！！！！！！」

「ちょっ…
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？！？！」


ようやくAの意識が戻り七松を止めようとした時にはもう遅かった
七松はいつものように大声で叫んでからは忍術学園へと向かって山頂から飛び降りていた
走り出したのではない飛び降りていったのだ


そして、取り残された潮江を始めるとする会計委員会や体育委員会のメンバーも七松のその行動が理解できず数秒だけポカンとしていた後
事態の重要さに気づいて顔を青くして焦り出す


「A〜〜〜〜〜！？！？！？！？」

「「「せ…先輩〜〜！！！！？！？」」」


潮江たちが下を覗き込みAと七松のことを呼んでも彼らの姿は点のように小さくなっていた

潮江は『あの怪物野郎がAを女として大切に扱うわけがない…！！！！』とAのことを心配しだす


「お前たち！！
俺は先にあいつらを追いかけて学園に戻る！

待てええええええええ！！
小平太ぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」


潮江は後輩たちにそう告げた後、急いで七松とAの後を追いかける




一方でこちらは現在
七松先輩に担がれてる私！！！！！！
AAです〜！！！！


さっきから何度も何度も七松先輩を止めようと試みているのですが
すごいスピードぇ飛び跳ねたり、一度中に飛ばされてからキャッチされたりと声をかける隙も与えてもらえず
ただひたすらその怖さから叫ぶことしか出来ていない状態であります！！！！

「いけいけどんどん〜！！！！！！！！」

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？！！！
な、七松せんぱ…ひぃい〜！！！」

あ…あれ…これ…
私なんか前世でこんな感じの出来事…
体感したことある気がする…！！！？！！

あ…



【ジェットコースター】だ！！！！！
これジェットコースターですよ！？！？
え！？！！？人間ってジェットコースター再現できるものなんですか！？！！！！？！
そもそも私前世では絶叫系すっごい苦手なのにいいいい！！！！ぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！
怖いいいいいいいいいい！！！！


「だ、誰かタスケテー！！！！」

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