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緑side
シゲの後に続いて、教室へ入っていく
クラスメイト「おはよう、シゲ!今日は何か遅かった、なぁ...」
シゲが来たことで、教室にいたクラスメイトはみんなシゲに声をかけていく
でも、私に気づき、シゲに注がれていた視線が全部私に降りかかってきた
今まで目立つようなことをしてきたわけでもない私は、慣れないことに戸惑っていると
赤「あ、この子今日から転入してきたんやって!神山智子ちゃん、みんな仲良くしたってやぁ
って、俺が全部ゆうてしもた、ははは」
シゲが大きな声で私を紹介してくれて、静まっていた教室の空気もにぎやかに戻ってた
その後は代わるがわるクラスの子が私のところに来ては自己紹介をしてくれて、ずっとあった心の不安感もだんだんなくなっていった
ほぼ全員と自己紹介をし終わったとき、シゲが来てくれて一緒にご飯食べようやって誘ってくれた
赤「あ、ちょっと待ってな
りゅーせー、お前いつまで寝とるんや!もう、昼やぞ飯食いに行くぞー!」
りゅーせーと呼ばれた人は窓辺の席で伏せていた頭を上げ、顔をしかめていた
?「シゲ、お前ホンマにうるさいな...すこしは声のボリューム考えろや」
低めの声で迷惑そうにつぶやくと、重そうにのそのそとこっちに来た
その顔を見てみると、まるで彫刻のような顔で思わず見とれてしまった
青「ん、この子誰や?初めましてやな、俺、藤井流星っていうねん。よろしくなぁ」
赤「お前ホントに寝とったんか...はぁ、今日から転入してきた神山智子ちゃんやで!
神山、こいつ悪いやつやないねん、ただ少し抜けとるだけで、...?神山?」
めっちゃイケメンや、顔ドタイプやぁ、ましてや、天然とかズルすぎひんかぁ
赤「なんか、全然話聞いとらんな...
おい、流星立ったまま寝るな!もうなんやねんこいつら!」
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作者名:me | 作成日時:2022年11月30日 22時