虹色の日々 (ページ45)

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緑side

シゲは頬を搔きながら言った

赤「ありがとお、俺を好きになってくれて
　俺も、神ちゃんのことが好きや
　はじめて会った時、運命やと思うくらい胸がドキドキしてん
　変なとこ見せて、嫌な気持ちにさせてしまったけど、
　これから先は顔いたなるくらい毎日笑わせたるから、覚悟しといてな！
　で、もっと神ちゃんのこと教えてな！俺も教えたるから！」

もう、二度と見れないかもしれないと思っていた大好きなシゲの笑顔が目の前にある

泣きそうになったけど、彼は笑顔を所望しているので、満面の笑みで返す

緑「うれしい、ホンマにうれしいよ！こちらこそありがとう、よろしくね」

差し出された彼の手に私の手を重ねる

そして歩き出す

これから先の未来が想像していたような暗いものではなく、虹のようにカラフルな日々になると思いながら、新たな一歩を踏み出す

私の虹色の日々がこれから始まるのだ

Fin 🌈