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「あ、ミツだ」
「ん?」




2人でその声の方向を向くと、そこには何ともスタイル抜群で超美白の人が立っていて、その美貌に思わず感嘆の声が漏れそうになった。







「おー、玉森お疲れ」
「なに堂々とキャンパスでナンパしてんの?」
「ちげーよ、馬鹿!」







その可愛らしい顔つきとは裏腹に、そのタマモリさん、という美人はさばさばとした口調で私たちに近付いてきた。

馬鹿、だなんて打ち解けた様子で話している北山先輩を見て胸が少しだけ痛くなった。







「サークルの後輩だわ。教科書買う、って言うから何冊かあげようかと思って」
「ふうん。工学部なんだ?」







綺麗な瞳が急に私に向けられて、目があうと思わずドキッと胸が高鳴った。

この人すごい綺麗…めっちゃ可愛い…顔面が可愛い…

私が思わず見入っていると、北山先輩が目の前で手のひらをヒラヒラ、とかざしてきた。





「おーい。マイコちゃん?」
「は…っ!すみません、可愛すぎて見とれてました…!」
「え?」
「あ、」






え?という2人の不思議そうな声に、思わず自分の本音が漏れてしまっていたことに気付いた。

やばいやばい、初対面の人に見とれてました、なんて飛んだ変人だ!





「す、すみません!ちょっと、あ、その」
「…ふははっ、ええ、めっちゃ可愛い。マイコちゃんだっけ?ありがとうね」
「うっ…゛」
「次はどうしたの?」
「え、笑顔が眩しくて、心臓が痛いです…」
「ははっ、ゴメン。いや、ゴメンであってるのかな?」






玉森さんが笑うと、周りに花びらがぶわああっと咲き誇っているようだった。

…可愛い、可愛すぎる!
こんな可愛い人に初めて会った。

1人で勝手にきゅんきゅんしていると、北山先輩は珍しそうな物を見るように玉森さんを見ていた。





「珍しいね、玉森が人見知りしないの」
「だってこの子面白いじゃん。マイコちゃん何学部なの?」
「きょ、教育学部ですっ」
「じゃあ後輩だ。私の教科書あげようか?」





こんな天使みたいに可愛い玉森さんの教科書を使える…!?

嬉しい、嬉しすぎる。
もう必死で勉強出来る気がする。

私が勢いよく返事をしようとすると、玉森さんは、ん?と北山先輩を不思議そうに見た。






「何でミツの教科書あげようとしたの?教養のやつ?」
「あー、いや、俺のじゃなくて…」


「あ、ミツこんなとこにいたー!!」





やっぱり北山先輩は口をもごもごとさせていると、先ほどと同様にまた誰かが名前を呼んだ。

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(プロフ) - xxxさん» コメントありがとうございます!高嶺の花シリーズ、本当はシリーズ化する予定ないまま書いたのですが意外と皆様から好評で嬉しい限りです…。゚(゚^ω^゚)゚。まだ完結はしておりませんので、気が向いたら書かせていただきますね! (2019年9月7日 13時) (レス) id: cc0d16b1ad (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - もっともっと続きを読みたいです!これからも頑張ってください! (2019年9月7日 8時) (レス) id: 56bd14aad5 (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - 初めまして。高嶺の花シリーズ大好きです。 (2019年9月7日 8時) (レス) id: 56bd14aad5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - たいちゃんらぶさん» どれもこれも超未完成な中途半端な状態だったんですが、下書きにしておくのも何だかなあ…と思い、公開してしまいました…|・ω・`) いつも適当な更新スタイルですみません!笑 気が向いたらシリーズ化していきたいと思っております〜! (2019年7月2日 23時) (レス) id: cc0d16b1ad (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あんさん» お返事遅れてすみません。゚(゚^ω^゚)゚。!あんさんの作品を読んでいて、Kさんの方がFさんに対する独占欲強いんだろうな、と思い、Tくんと居るところを見てめちゃくちゃ嫉妬する…っていう展開を考えて書かせて頂きました笑 (2019年7月2日 23時) (レス) id: cc0d16b1ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月14日 1時

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