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樹「でも、どっちの方が好きとかそういうのはともかく、Aがずっと落ち込んだままでいるのは嫌だったんじゃない？」
A「……」
樹「健太さんなりの優しさだったっていう可能性もあるでしょ」
A「…分かんないんだけど、でもそういう感じじゃなかったの…なんていうか、」
樹「…Aさぁ…疑ってる？健太さんのこと」
Aは視線を下に落として俯いた。
A「…信じてるよ」
樹「明らか疑ってるでしょ。笑 じゃあもう、きっぱり諦めれば？」
Aは樹の言葉に、口を開きかけてまた閉じた。
A「…そうしたほうがいいと思う…？」
樹「いや、俺が一概には言えないけどね。Aはこのままじゃ、ずっとそんな調子で最後まで行く気がする」
A「……」
樹「せっかく健太さんが、残った時間大切にしてって言ってくれたんだったら、それなりに大事に過ごすべきなんじゃない？」
A「…分かってるよ…分かってるけど…」
樹「……Aさ…」
樹は言い淀んだあと、目を合わせずに言った。
樹「健太さんが復活しないことも考えておいたほうがいいよ」
A「…うん…」
樹「最悪のことを考えておいたほうが、あとで落ち込まないよ」
A「……樹くんってこんな意地悪だったっけ」
樹は、ふはっと笑った。
樹「これって意地悪？俺結構、優しくしてるつもりなんだけど。笑」
A「…意地悪だよ」
樹「…笑…」
む、と眉を寄せて不貞腐れた顔をしたAを見て、樹はまた少し笑う。
樹「…健太さんがさ、言ってたんだよね」
A「…何を？」
樹「Aの不貞腐れた顔がなぜか1番かわいく見えるって」
A「…なにそれ…褒めてないでしょ」
樹「…俺も褒めてないでしょって思ったけど…たしかに今、不貞腐れた顔かわいいかもってちょっと思った。笑」
横澤『え、』
Ami『え、待って待って樹ー！』
A「…何言ってるの」
樹「そういうこと」
樹は微笑んでAをじっと見つめた。
Aは表情を変えずに、むっとした顔で目をそらす。
A「…ほんと、そういうの今はいいから。受け付けてません」
樹「…冗談だよ。笑」
横澤『冗談のトーンじゃなかったんですけどw』
松田『うわ樹あやしい、！』
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美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月22日 16時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
OREO(プロフ) - いつも楽しく見させていただいています！私は翔平くんと結ばれて欲しいです。最初からアピールして頑張ってるから翔平くんと結ばれて欲しいと思います！！ (2020年3月7日 19時) (レス) id: d615731826 (このIDを非表示/違反報告)
あいる - 壱馬くん！！ほんとにほんとに報われて欲しい (2020年3月7日 17時) (レス) id: e381e419a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - ずっと一途な壱馬くんと結ばれて欲しいです！ (2020年3月7日 17時) (レス) id: d8be877977 (このIDを非表示/違反報告)
あいか - 一途にずっと主人公を思っている壱馬くんと結ばれて欲しいです (2020年3月7日 17時) (レス) id: 9ef64abfed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭の花
| 作成日時：2020年3月1日 19時
