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オッパから後日連絡が来て、お見合いは今週の日曜日になった。
「───先輩?!
どうしてここに・・・・・・」
JM「まぁ、座れば?」
待ち合わせ場所に指定されたカフェの中に入ると、見慣れた・・・あまり合わせたくはない顔。
「あ、いえ・・・
私は用事があるので・・・」
なんでこんな日まで会社の先輩に会わなきゃいけないんだ。
一刻も早くこの場から立ち去って、お見合い相手の人の所へ行かなきゃ・・・。
そそくさと逃げようとした私に、先輩は恐ろしい言葉を吐いた。
JM「だから、座れば?
アンタが俺を呼んだんでしょ?」
私が?
先輩を?
頭にハテナが飛び交う。
「・・・は?」
JM「はぁ・・・物分り悪いな。
アンタの見合いの相手は俺だけど?」
サーっと血の気が引くのが分かった。
「ちょっ・・・え?・・・ちょっ・・・ちょっと待っ・・・」
JM「アンタの従兄弟のキム・ソクジンさんの取引相手でお見合いの世話好きな人っていうのは、ホソク部長の事。
アンタ何年仕事してんの・・・
そんな事も知らなかったわけ?」
フンッと鼻で笑った先輩。
名前は、パク・ジミン。
職場の先輩で別名『小悪魔』
見た目は女子顔負けの肌に笑うと無くなる糸目。
先輩の笑顔は天使とまで言われてる。
けど、口の悪さは天下一品。
小悪魔なんて通り越して、もう鬼のような言葉で部下をズタボロにしていく。
先輩は私の4つ上なだけなのにもう、次の係長候補に抜擢されてて出世が期待されてる。
まぁ、私には全く別世界の人。
JM「コッチはアンタの都合に合わせて来てんだけど?」
早く座れと言わんばかりに口を開く先輩。
え、この人とお見合い?!
・・・・・・・・・有り得ない。
「いやいやいいです!!
この話は無かった事に……」
JM「はぁ?ちょっと待って。
それがクソ忙しい中時間を割いてやった奴に言う言葉なわけ?
アンタ、まさか俺がどれ程忙しいか知らないわけ、ないよね?」
やばい・・・
笑ってないよ先輩。
口元はニィってしてるけど目は全然笑ってないですけど!?
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のえる(プロフ) - sanaさん» その案、いただきます!! (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - クルミさん» 書いてみました!どうでしょう........? (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - あるみほいるさん» できました(^^)良かったら覗いて見てください<(_ _)> (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
のえる(プロフ) - あやなさん» ジン部長!案いただきます!! (2020年5月7日 23時) (レス) id: e318e7d3b2 (このIDを非表示/違反報告)
sana(プロフ) - テヒョン とヌナのお話が見てみたいです (2020年5月6日 21時) (レス) id: 41b198f2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のえる | 作成日時:2020年3月22日 22時