コアラのマーチくん

T h e a t r e ページ21

樹side

映画館についたのはいいけど、、


なんかめっちゃ見られてる気がする、


芽依先輩、かわいいもんな。


芽依「じゃあチケット買ってくるね！」

樹「いやいいっすよ！俺が出します！」

芽依「黙って先輩に奢られてなさい。」

樹「じゃあせめて、俺はポップコーンとか飲み物買わせてください」

芽依「優しいね。ありがと」

樹「いえ。じゃあ終わったらここにいてください」

芽依「うん」


芽依先輩に払わせちゃった。

なに飲みたいかなぁ、聞いとけば良かった。


よし買えた。

芽依先輩は、、、

いたいた。

やっぱり、1人オーラ違うよな。笑

樹「芽依先輩」

芽依「あ、キタキター行こう〜〜」

樹「はい」


上映後______

芽依「めっちゃ良かったね！！」

樹「そうっすね！特にあの場面が」

芽依「私も思った！！」

樹「いいっすよね〜」

芽依「意外と樹くんと趣味合う笑」

樹「俺も思いました笑」

芽依「あっ、」

樹「おっ、、と、」

転けかけた先輩の咄嗟に掴んだ。

芽依「ごめんね。笑」

樹「あの時みたいっすね笑」

芽依「そうだね笑」

樹「、、先輩危なっかしいんで、このまま手、繋いどきますね」

芽依「、、照れる。笑」

樹「はいはい笑」

芽依「あ。プリクラ、撮りたい！」

樹「えぇ、、」

芽依「えぇ、、」


そんな子犬みたいな顔で見られたら、

断れないよね。

樹「しょうがないなぁ、」

芽依「ありがとう！！」


そこから、撮ったけど、


目がでかくなって怖い。

足ほっそ。

カップルはキスとかするんだろうなぁ、

、、って、なんで俺こんなこと考えてんだ？


芽依「はい！樹くん！」

樹「あ、ありがとうございます」

芽依「まだお昼だね〜〜」

樹「そうっすね。どっか行きます？」

芽依「んー、、」

樹「あ、そういえば、ここから一駅ぐらいの水族館のランチがいいって聞いたことあります」

芽依「水族館！！いこ！！」

樹「あ、はい笑」

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