天使5 ページ6
心珀side
滝沢さ、じゃなかった。秀くんと色々と話をして、ご飯も一緒に食べた。
明日は、秀くんが仕事おやすみだからって言って泊まることになった。
秀くんは、すっごく優しくて、僕の話をにこにこしながら聞いてくれた。
おじいちゃんと何を話したーとか、僕はジャニーズWESTが好きだーとか
ジャニーズWESTが好きだって僕が言うと、少し複雑そうな顔をした。
なんでだろう？
それから、お風呂も一緒に入ることになった。
「心珀、風呂入るぞー」
この短時間ですごく仲良くなったと思う。
『はーい！』
お風呂場に直行して、服を脱ぐ。
秀くんの体は、筋肉がすごくて、かっこいい男の人！って感じだった。
『すごいね！どうやったらこんなに筋肉つくの？！』
興奮気味で聞くと、
「心珀はこのままでいいの」
と笑いながら言われてしまった。
むぅ、絶対バカにしてる、
ぷくっとむくれていると、ひでくんは僕のほべぺたで遊び出した。
ぷしゅーとつぶしたり、引っ張ったり。
『もぉ、はなひてよー』
そう言うと、笑いながら
「ごめんごめんwつい楽しくて」
といった。
そんなことをしながら、お風呂に入る。
秀くんは、僕の頭を洗ってくれた。そのお返しに秀くんの背中を流す。
秀くんと遊びながらお風呂に入ってすごい楽しかった。
おじいちゃんが帰ってきたら絶対話そう
『秀くん、僕おじいちゃんに話してみるよ。ジャニーズに入りたいって』
「そっか。心珀なら大丈夫。」
そう言って頭を撫でてくれる。
「ほら、ちゃんと拭けよ」
『はーい！』
体を拭いて、着替える。
ジャニーズWESTのCDを聴きながら、まったりしていると、秀くんがドライヤーを持ってきた。
「風邪引くぞ。ちゃんと乾かせ」
ガシガシと荒く頭を拭く。
僕の後ろに座って頭を乾かしてくれる。
乾かしてもらっていると、どんどん眠くなっていく。
首がガクガクなる。
「寝るなー。風邪引くぞ」
もうそんな秀くんの声も聞こえなくなった。
「あーあ、気持ちよさそうな顔で寝ちゃって」
ちゅっ
寝ている僕の額にキスを落とした秀くんがいたとか、いなかったとか。
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