天使15 ページ16
心珀side
『えっと、よろしく、おねがいします?』
「なんで疑問形やねん(笑)」
僕はおじいちゃんが、少しの間一緒に話しといでって言ったからWESTの皆さんとWESTの楽屋へ来た。
なんか少しちらかってる?
そんなところにもWESTの温かさを感じた。
DVDとかテレビとかでこの人達が暖かい人達なのは知っていた。
でも、本当にこんな容姿の僕を受け入れてくれるなんて…
「心珀、でいいやんな?」
『あ、はい。』
「俺らも自己紹介しよか。」
『あ、名前分かるんで大丈夫ですよ』
一応ジャスメンだから。
「え、マジで?」
『はい。僕、最近ずっとWESTさんのDVDとか色々見てたんで。』
「まじで!すっげ嬉しい」
「敬語やめてええよ?」
「それ思った!敬語ない方が仲良うなった感じするわ!」
『いいん、ですか?僕なんかが…』
「ええよ!小瀧なんか俺の事先輩やと思ってへんしなー」
「え?先輩?淳太が?ないわー(笑)やって淳太はおもちゃやし」
「なっ、!誰がおもちゃや!」
淳太くんと望くんは楽屋の中で鬼ごっこを始めた。
「うるさくてごめんなー」
『神山くん』
「お、ホンマに知ってるんやー。嬉しいわぁ」
『ふふっ、そんなになの』
お兄ちゃんいた事ないけど、いたら神山くんみたいな感じなんだろうな。
自然と敬語が外せた。
「心珀はダンス出来るんやろ?今何歳なん?」
『ダンスはもう見様見真似だから、全然だよ。歳は14、かな』
「うわ、わっか!俺と一回りちゃうやん」
『神山くんもまだまだ若いよ。かっこいいし』
「嬉しいわぁ、神山くんやなくて、神ちゃんとかでええよ!折角メンバーになったんやし!」
『じゃあ、ともくんって呼んでもいい?』
「ええよええよ!そんでさ、一緒にダンスせん?」
『ともくんと?いいよー』
ともくんダンス上手だから一緒に踊れるなんてすっごい嬉しい。
「今からレッスン室行こうや!」
『うん!』
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