Eight ページ8
.
最悪、風邪引いた
あったかくなってきたし、毎日抱きしめられて寝るから暑くて半袖で寝てたら、案の定風邪引いた
今日、バイトの面接なのに。
朝早くから撮影に行った彼には、「体調悪いの？」ってバレそうだったけど、必死に隠した。「やっぱり、心配だよ」って言われたけど、大丈夫大丈夫って押し通して見送った
本当は全然大丈夫なんかじゃない。今すぐ倒れそう
熱を測ってみると、37度。数値を見ただけで体調がさらに悪くなった気がする
「帰ったら僕が全部家事やるから、ゆっくり休んで」
「どこにもいっちゃダメだよ」
メッセージが来てたけど、彼に迷惑をかけてる自分が嫌で涙が出そう。
大丈夫
そう自分に言い聞かせて、必死に目の前にある家事をする。全部終わった頃には、お昼を過ぎていた。ご飯なんて食べる気力無いし、気分でもなかった
14時からの面接のために、着替えてメイクをして家を出た
.
帰ってくると、真っ直ぐ歩けないほどフラフラだった。
測らなくてもわかる。朝よりも体温は上がっていて、脳がとろけそう。歩く体力もなければ、立っていることでさえ辛い
けれど、夜ご飯は作らなくちゃと思って、全身に力を込める。
けれど、目の前が歪んで
私はその場に倒れた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2483人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あぽ(プロフ) - かわうそさん» ありがとうございますー！ぜひぜひ、楽しんでください！！ (2021年5月29日 22時) (
レス) id: a3b1bf1780 (このIDを非表示/違反報告)
かわうそ - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2021年5月29日 13時) (レス) id: 2b3a05bb5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あぽ
| 作成日時：2021年5月28日 10時
