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「生きてたら会おうね！」
『クッソテメェ…！』
目的を達成したってどういう事だァ！勝己を？
そして、テメェその情報を何処から聞いたァ？
無線が繋がってるのか？糞が何の情報もねェ。
「じゃあねー！」
＿べべンッ
『琵琶…!!?』
無限城に居たな。何処から血鬼術を使ってい……
オイこれは可笑しいだろうが。ヒントが多い。
普通なら、出来るだけ知られたくねェ筈だろ。
どうして自ら、こんなにヒントを話しまくる？
始祖の名を言い、誰かを特定される血鬼術を。
私達は、誘われてるってのか？何処に？何故？
「A、治癒の技を使い過ぎだ。」
『……でも、お陰で軽症で済んだでしょ。』
「お前の体力が持たないだろ？」
『それは良いんだよ。』
どうしてこういう時だけそんな喋るんですか。
戦闘中に喋ってくれた方が有難いんですがね。
「……A、施設に戻るぞ」
『いや、私は仔細報告を……』
「それなら俺がやっておく」
貴方も疲れてんだろ。怪我しか治らないから。
私の治癒じゃあ、疲労は抜けねェんだぞコラ。
「お前は病院に行け。」
『それは貴方もでしょ。』
一応立っていられるのが不思議な位だからな。
私も貴方も。疲労の頂点疾っくに超えてんだ。
「俺は胡蝶のところに……」
『どれだけ掛かると思ってんだよ。』
此処が何処かは知らねェが、お前は帰れない。
新幹線に乗ろうにも、駅までにも行けねェよ。
「……二人共、付いて来て下さい。」
まぁ、そうなるか。此処から施設まで十五分。
『冨岡さん……』
「何だ？」
助けられたら、嫌いな人でも好きになるのか。
それとも、元々は、嫌いじゃあなかったのか。
何方なのかは分からないが、言いたくなった。
『ありがとう……ございました。』
･
イレイザーに背負ってもらっての移動だった。
「A！良かった……良かった……」
『外に出ないでくれたんだね。』
私の事を、変えてくれたのは君だな、鋭児郎。
仲間が無事で良かった、と思える様になった。
絶対に死にたくないと思える様になったのに。
勝己を守れなかったんじゃあ、全然駄目だろ。
「泣くなって、此方も悲しくなんだろ……」
巫山戯んな。私は泣いてるつもりねェんだよ。
真っ直ぐに立って、笑ってるつもりなんだよ。
「……取り敢えず、救急車乗ろう」
『うん、ありがとう。』
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夢花(プロフ) - きみさん» そうなんですか…！はい！頑張って読んでいきます!!! (2021年6月26日 11時) (
レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
きみ(プロフ) - 夢花さん» おおっ！一気読み…！ありがとうございます！面白すぎてだなんて……照れますねぇ照れますねぇ…… あっ、恋愛の方はオチが決まってないのでグダグダですけど、良ければ楽しんで下さい！コメントありがとうございました！ (2021年6月26日 10時) (レス) id: 3b2db9dbf2 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - あぁなんか…波乱の予感がする…恋愛の方で…あっ、どうも。面白すぎてここ迄一気読みしました!!! (2021年6月25日 16時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - しのぶ、ねじれちゃん推しなんですね！私はむいくん推し(≧∀≦)もう、かわいっくて、かっこよくて‥‥くふふふ←もう、心臓持ちません！もう、もう、心臓があああ（彼女は今、興奮状態です。繰り返します。彼女は今、興奮状態です。） (2020年9月28日 18時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
りーたん☆ - 無惨キターここから、鬼殺隊のみんなに会うのかな？ (2020年9月28日 18時) (レス) id: 6deecb8d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二見 | 作成日時：2020年9月17日 7時
