愛 さ れ 一 般 人 3【名探偵コナン】

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「はぁー......」




そんな私を現実に引っ張り戻してくれたその溜息


目の前にいた透さんは私の涙を優しく拭って微笑んだ





「僕なら、貴女をそんな風に泣かせたりしませんよ」


「心外だな、泣かせてなどいない」


「顔を真っ赤にして泣きそうになってたじゃないですか」





余裕そうに後ろで笑う秀一さんを睨みつけながら私の目元を撫でる


透さんいいぞもっと言って下さい！！！！









「...杏さんの泣き顔は僕だけが見れれば十分ですから」









.........違った


そんなメンヘラ発言をした透さんはぐい、と私との距離を一気に縮めて妖美に笑った


そして私の左手を取って自身の唇へと持っていき







口付けを落とした







ちゅ、と音を立てて離れた唇

更に真っ赤になったであろう私の顔




せっかく止まっていた涙も恥ずかしさで再び滲みだした




それを見て満足気に微笑んで左手同士を恋人繋ぎにして、透さんの右手は私の太ももの上にそっと置かれる



その手はだんだんと上へいき、服の中へと入り、お腹を人差し指がつぅ、となぞる









「そう、そう...僕だけを見て

僕だけしか考えられない様に」









愉悦に浸る様な笑みを浮かべている透さん


危ういと分かっていながらも、その表情に見蕩れてしまう








どうしよう、これ

どうしたら抜け出せるの......





2人とも力がゴリラ以上だから一般人の私じゃ到底敵わない



これ以上迫られたら心臓止まっちゃう

誰か来て、助けて.........











「...どういう状況なの」












カラン、とドアが開く音と聞き覚えのある声


そう、あの、





『コナンくん"ん"ん"ん"ん"』





泣きながらコナンくんに助けを求めた


無事に助け出され、コナンくんにしっかりと説教される秀一さんと透さんであった







.✱



失踪癖、いつになったら治せますでしょうか本当に( ; ; )



リクエスト公開するの遅すぎて本当に申し訳ございません

気長に待って頂けると本当に本当に作者救われます...



最近思考が停止しております(∵`)

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