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《 JM side 》
授業の終わりを知らせるチャイムが鳴って、
僕とテヒョンアは同時に起き上がった。
TH「 トイレ行かない？ 」
JM「 やァ、1人で行けよ(笑) 」
TH「 アニ、何かやな感じする 」
" 嫌な予感がする "
そういうテヒョンアの言葉は昔からよく当たる。
気が乗らなくて予定をドタキャンしたときは、
乗るはずだった電車で事故が起きたり。
胸騒ぎがして急いで家に帰ったらAが貧血で倒れてたり。
JM「 ⋯ちんちゃ？ 」
TH「 うん。⋯なんかヤダ。 」
テヒョンアに着いて行く形で階段を降りてると、
すれ違う人がハッとした顔で僕たちの顔を見てくる。
TH「 ねえジミナ、やっぱこれなんかあるよ、 」
JM「 僕もそう思う。 」
足をAの教室の方へ動かして、
何もありませんように、と心の中で手を合わせる。
YN「 っあ！ 先輩たち！ 」
TH「 ぅえっ⋯！ ⋯⋯あ、ユナちゃん？ 」
後ろから急にテヒョンアのシャツが引っ張られて、
振り返ると焦った顔のユナちゃんと目が合う。
YN「 Aがいま大変でっ、 」
JM「 どうしたの？ 」
TH「 あの男？ 」
YN「 はいっ、 」
今にも泣きそうな顔で走り出すから、
僕とテヒョンアでその背中を追いかける。
どんどん人が少なくなって、
誰も通らないような階段の踊り場から、
Aの怒るような焦るような声が微かに聞こえてくる。
「 だからっ、⋯⋯⋯⋯⋯なの、 」
.「 いいから⋯⋯⋯って、な？ 」
声に近づいていく度に怖くなる。
自分を抑えられなかったら、問題どころの話じゃない。
でももしかしたら、我慢できないかもしれない。
いま、" 弟 " って言葉が聞こえたから。
YN「 アイツがジョングク君をっ、 」
TH「 グガを⋯、なに？ 」
ユナちゃんが言うよりも先に、僕の耳に届いた。
.「 いいから来いって。じゃないと ──── 」
" ───── じゃないと、弟が危なくなるかもよ？ "
JM「 ふざけんなっ！！！ 」
姿がやっと見えた時、
今にも涙がこぼれそうなAが見えた時、
勢いをつけて階段を降りて、
Aの腕を掴むその男を思いっきり突き飛ばした。
.「 いっ⋯⋯て⋯、 」
「 オッパ、(泣) 」
今はまだ僕たちの妹でいい。
僕たちの背中に隠れていればいい。
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莉 緒(プロフ) - Instagramのコメントの中身めちゃくちゃ気になります🥹🧡笑 (2022年6月27日 19時) (
レス) @page8 id: 9fd0e31e6c (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - ルイスさん» 初めまして、リクエストありがとうございます！小さな頃から中学生まで網羅して書きたいなと思ってます🥳 大切に書かせていただきます🤍 (2022年5月21日 23時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - プッチ―さん» 初めまして、嬉しいお言葉ありがとうございます🥺 とっても嬉しいです💗 リクエストもありがとうございます！ ぬなっ子おにいちゃんっ子な可愛いジョングク氏を書けるように頑張ります🥰 大切に書かせていただきます❤️🔥 (2022年5月21日 23時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - リオンさん» リクエストありがとうございます！ 小さな可愛い喧嘩にさせていただこうかなと思ってます🥲 ご期待に添えていなかったら申し訳ありません🙇♂️ 大切に書かせていただきます(^^) (2022年5月21日 23時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - yymrさん» リクエストありがとうございます！ ちょうど書きたいなと思っていたところでした🥺 大切に書かせていただきます💗 yymrさんもお気をつけ下さい🫰 (2022年5月21日 23時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たた
| 作成日時：2021年7月29日 21時
