続 ストロベリームーン〜月と私〜 1

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臣は少し呆れ気味に

ふぅーっと深く息をつき…









臣「ったく…ほんとオマエには、

まいったわ。本当はびっくりさせた

かったのに…台無しじゃねぇか。」









「え……何を…？」









臣「…時間の都合がつく時…

料理、習ってんだよ。俺。」









頭がパニックで全然整理できない

……は？料理って言った？









何？何？。。。何で？？？









「。。。はい？えっ？…えっと

りょ…う…り？って…言った？」









臣「…言った。あの人有名シェフの

柴田さんな！ゲイ扱いしやがって

柴田さんにも失礼だっつーのっ笑」









ゆ、有名シェフぅ〜？？？

マジですかーっっ|||；









「え…えーっ！？何で？？」









臣「何でって…オマエが体調悪い時とか

作ってやれるし…これから…子供…

生まれたら…何かと大変になるし…

俺が料理できた方が…いいじゃん」









そんな事まで考えてくれたなんて…

全然知らなくて……嬉しさと…

自分のアホさに涙がでた。









胸がいっぱいになって……思わず

臣の胸に飛び込んで抱きついた…









臣「…っと……いってぇ。」









「…ごめんなさぃ…ぉみ。

ゎたし……ほんと…バカ……」









臣「…ようやく、自分のバカさに

気づいたのかよ 笑。おせぇ〜」









「…ぅん。…ごめんね。」

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