続 ストロベリームーン〜月と私〜 1

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臣「…ところで。

腹へったんだけど。俺の….何かある？」









「…あるある。いま、用意するから！」









キッチンに向かう私の背に…







臣「あ、あとっ！」









「……！！はいっ！まだ何かっ！」









臣「………俺の名前から一文字とる

とか、絶対反対だからっ！」









「。。。やっぱり…聞いてた？…」









臣「聞いてたも、何も。聞こえたっ！

独り言にしちゃ、デカすぎ。

不審者もどん引きするくらいな。」









………あはは……ですよねぇ。

何せ….いないと思ってたもんで|||；









臣「性別なんてまだまだ…

わかんないんだろ？」









「…まぁ。でも角度がよければ

わかるかな…」









臣「気ぃ早すぎだろ。」









「……うん。」









臣「しかも。聞いてたら男の名前しか

なかったし笑。それで女だったら

どうすんだよ笑。」









「だって…思い浮かばなくて…」









臣「何だそれ笑」









「臣に…そっくりな男の子がいいな

って考えてたら…女の子の名前…

全然…思い浮かばなかった…。」









臣「……ふぅ〜ん。」









そっけない返事の後すぐ…背後に

感じた臣の気配……









優しく……バックハグ…され…









臣「性別なんか…どっちだって

いいけど…あんま…俺を心配させんな」









「…ぅん…ごめんね。」









この優しさに…また…

きゅん…としちゃう私なのでした…

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