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「あ、あの…私の聞き間違いじゃ無ければ、いま、片岡部長が…チェックするって……」
『うん。聞き間違いじゃない。今、会社に残ってる人間で、手が空いてるの、俺しかいないからな。』
いやいやいや、
ちょ、ちょい 待って、待って
部長が、フィッティングチェックをするって、事は……
フィッティングルームで、２人きり。
しかも、私は下着姿…って…
ムリムリムリムリーっっ！！
考えただけで、ボンッと顔に火が
ついたみたいに 死ぬほど恥ずかしい
「ぶっ、部長ぉ…そ、そんなの、ムリ！ぜったいに、無理です……！」
『うーん。そんな嫌がられたら、俺もショックなんだけどさぁ。
…あ。もしかしてAちゃん。男性社員にフィッティングチェックされるの…初めて？』
「あ、当たり前じゃないですかっ！」
驚きと恥ずかしさで、思わず声を荒げた直後、片岡部長は少し困ったように、眉をハの字に下げて…小さく笑った。
『ごめんな。今回、俺で…我慢して？
そんな心配しなくても大丈夫だよ。
フィッティングの下着姿なんて、飽きるほど見てるし、今さら変な気、起こしたりしないから。』
……いやいやいや。全然っ、
何も、大丈夫じゃないんですけどっ
飽きるほど見てる、って、、
そりゃあ、下着の会社ですし、商品企画してる人達ですし？
私のまな板ボディなんかより、ナイスバディの美女は、この会社に、沢山いるけどっ！！
だから、その子達変わってよーっ！！
と言ったところで…もう誰もいないし、さっき部長が言った通り、残ってる人は別の仕事を抱えてる……
泣きそうだ…
「…ゎかり ました。」
『じゃ、そういう事でよろしく。それ、飲みおわったら来て。』
なんて、にこやかな笑みを残して休憩室を出ていった…
じゃ。そうゆー事って、どーゆー事？
詩織さぁーんっっ！！
全然っ、聞いてないですってーっ！
「はぁーーーっ。」
……憂鬱が増した。
…でも、部長だってやりたくて、やってるわけじゃないよね。
仕事としていい物を作る為に、必死でやってるのに、こんな嫌がられたら…やっぱり傷つくよね。
…仕方ない。私も…覚悟しなきゃ
そう心に決めて、もう一度深くため息をついてから、すっかり冷めてしまったカプチーノを飲んで、休憩室を出た
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
