☆4 ページ14
…香りが苦手で
ドキドキするのか
爽やかイケメンと二人っきりだから
ドキドキしてるのか。
…自分でも わからない。
そう、思えば…香りだけじゃなく、この人といると…何故かいつも、心臓がうるさくなってしまうから。余計に苦手。
何だかんだ言って、これじゃぁ私も他の社員と一緒じゃん。
なんて、考えていると…
ピッ！！
……！！
軽快な電子音が 聞こえた。
『はい、お疲れさん♪』
「えっ！？いや、あの、自分で買いますからっ、大丈夫です…！」
『あれ？カプチーノ嫌だった？』
「や、いえ、す、好きです。コレ大好き、なんですけど……」
『よかったぁ。Aちゃん、確かいつも、これ飲んでたなぁって思ったけど、もしかして、俺、間違えて記憶してた！？って思ったじゃん。』
「え……？」
そう、私は…コーヒーの中でもカプチーノが大好きで…
うちの会社の休憩室には、カプチーノの自販機があるから、よく飲んでいる。
でも何で、片岡部長がそんな事…
『今日の昼も、飲んでただろ？よかったらどうぞ。120円のコーヒー部下に奢ってやれないほど、俺の財布も、寂しくないよ？』
ニコッて またあの笑顔
ﾄｸﾝ…
小さく反応してしまった、鼓動に気づかないフリをした
「あ、ありがとうございます…」
何だか変な気持ちなってきちゃうし、これ以上、深く考えるのはやめよう。
私は戸惑いながらも、片岡部長からカプチーノを受け取る
それを両手で包み込むと、じわぁっと手のひらが暖かくなって…全身に染み込んでいくみたいで…心地いい。
ちょっとだけ…緊張がほぐれたかも。
『あ、そうだ。Aちゃん。詩織に聞いてると思うけど、あいつ今、別の企画の打ち合わせ終わらなくて、手が離せないからって、さっき連絡きて
フィッティングチェック、代わりに俺が、やることになったから。』
「。。。え…？」
ブラックコーヒーのボタンを押しながら、にこやかに笑って言う片岡部長。
それとは対象的に、私は…強ばたまま
氷のように固まった…
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
