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ーyou sideー
｢Ｘ1のマネージャー！？｣
『別に良いだろ
最近暇してたみたいだし』
｢失礼な
有休消化してただけよ｣
『とにかく
来月から宜しくな』
｢マジで言ってんの｣
『マジに決まってんだろ』
この強引な男
私の従兄弟であり
命の恩人とでも言うのだろうか
まぁ、命の恩人は言い過ぎたが
8年前ドン底から私を救い出してくれた
身内の中で唯一の理解者なのである
『まさか俺の頼みが聞けないっての？』
｢それは｣
この従兄弟というのが
某芸能事務所の会長をしているのだが
何かにつけ私に無理な仕事を
押しつけてくるわけで
『前にも新人アイドルのマネージャーしてた事あったろ』
｢あったけど｣
『あの時もお前の評判
めちゃくちゃ良かったんだぞ』
｢はいはい、分かりました
やれば良いんでしょ｣
『宜しく頼んだ』
｢はぁ〜‥ 全く｣
『あっ、1つ言っておくけど』
｢？｣
『あいつらと一緒の時は
常に眼鏡とパンツ姿な
あと髪の毛は1つに束ねとく事』
｢はっ｣
『お前は無駄に綺麗すぎるし
ペンから叩かれ兼ねないからな
出来るだけ外歩く時は地味な格好でいろよ』
｢はいはい
了解しました｣
『分かれば宜しい』
‥‥。
と言うわけで
テヒオンニが帰ってくるまでの約2年ほど？
Ｘ1のマネージャーを
する事になってしまった
ただ、ここで1つ問題があるわけで
９年前の優しい“キミ”
チョ・スンヨン
数年前
“キミ”の名前を初めて知り
デビュー出来たことに
ものすごく感動したのが
ついこの前のようなのだが
初恋とでも言うのか
何もかもが嫌になって逃げ出したあの日
優しくしてくれたキミ
１日も忘れた事なんてなかったキミが
今こうして新たにＸ1としてデビュー出来た事が
この上なく幸せで
ただ私があの時の女だとバレるのは
マズいわけで
なぜかって？
それは
“やっぱキミは優しいね
ありがとう‥‥”
って
私はあの日
何を思って彼のホッペに
チュウなんてしたんだ
｢あぁぁぁぁ…………｣
あの時の自分を
ぶん殴ってやりたい
当時アメリカから
帰国したばかりだった事もあり
無駄にスキンシップが多かった私
いや……。
そんなの言い訳で
初対面の男の頬にいきなりキスするとか
ただの変態だろ
｢はぁ………｣
後悔しても仕切れない
まぁ‥‥
あれから９年も経ってるわけだし
きっと
｢気づくわけないよね‥‥。｣
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スンスン(プロフ) - omcさん» コメントありがとうございます(；；)最近更新出来てなかったんですけど頑張りますね(*^-^*)コメントとても励みになります♪本当にありがとうございます(*^-^*) (2019年12月29日 0時) (
レス) id: 7628bf8481 (このIDを非表示/違反報告)
omc(プロフ) - 更新待ってます！^^ (2019年12月28日 0時) (レス) id: f9ed6aa5ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スンスン | 作成日時：2019年10月4日 19時
