SnowMan、解散します (ページ5)

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◆静かに崩れていく関係｟深澤side》ページ5

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深澤side

～次の日～

目黒「はいで○○県で買った名物です」

深澤「うん.....」

めめが優しい顔で俺にお土産をあげる。

だがめめの優しい顔が俺の中をかき乱していく。

同じグループなのになぜかめめが眩しすぎる輝いている。

だがその輝きは俺には全くなかった。

佐久間「なあお土産どうする」

岩本「あの有名な名物のお菓子だけど.....」

ラウール「めめからもらって嬉しくない」

深澤「俺も.....」

本来ならお土産をくれて嬉しい.....はず。

さっき彼の表情が頭に焼き付いて離れない。

同じグループなのに俺よりも売れて俺よりも人気があって.....

深澤「.....」

≪ボト！！≫

阿部「やっぱりめめのお土産はいらないな」

渡辺「めめがいる限り俺は劣っている.....」

宮舘「俺も少しでいいからめめから解放されたい」

俺らはゴミ箱にお土産を捨てた。

劣等感だらけの俺にはたまらなかったからだ。

だけど1人はお土産を捨てなかった。

向井「皆.....」

深澤「康二は捨てないのか」

向井「えっ.....でもこれは.....」

康二はお土産を両手で握りしめてた。

思っていることは俺らと同じけど行動には全くできないか。

向井「そんなんすれば.....」

佐久間「じゃあなんだ！！それを捨てるか捨てないかはっきりしろよ！！」

向井「.....(ﾋﾞｸｯ！！」

佐久間「お前のやっていることはいつも空回りなんだよ！！」

向井「えっ.....」

≪ボト≫

佐久間の言葉が突き刺さったのかお土産が床に落ちた。

向井「みっみんっ.....な.....」

深澤「邪魔」

≪ドン！！≫

何もできない康二を置いて楽屋に戻る。

落ちたお土産も踏みつぶす。

深澤「まだ劣等感が収まらないな.....」

お土産を捨てても俺の考えは止まらない。

むしろ虚しさを感じる。

結局俺はどうしたいのか.....

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