白銀の魂を持つ女侍 1

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「何、オマエ、いっこく堂だったの？？」

「ちっげーよ！！腹話術じゃねーよ！！ってか何で坂田がいんだよ！！」

「え？何でって、部活だよ。ぶーかーつ」
耳をほじくりながら面倒臭そうに答えるA。

どこぞのゲロインは鼻をほじっていたが。



気怠げな雰囲気の女だが、顔は整っている。

「はぁっ！？幽霊部員のお前がぁ！？」

「たまには出ないと怒鳴って追いかけてくる奴がいんだよ。で？黒髪のウニ頭イケメン君。君誰？何構えてんの？」
険しい顔をしてこちらを睨んでいる男。

「今はそんな場合じゃねぇ！！虎杖から離れろ！！」

「え？何？禁断の恋？悪いねぇ、邪魔して。馬に蹴られる前にけぇーるわ」

「おいーー！！違うっつーの！！坂田！！説明させてくれ！！」

「大丈夫。クラスメートが男色に興味出て来たって誰にも言わないから」

「そこから誤解なんだって！！つーか、好きなのは女の子だから！！伏黒もなんか言ってくれよ！！」
必死すぎて逆にあやしい。


「流石にあいつと俺とで男同士の恋愛にはならんから安心してくれ」

「あ、そうなの？」

「今、どう言う状況？」
目隠ししている銀髪の男。


っつーか背高ぇなおい。低杉君にわけたれよ

「五条先生！？」
伏黒くんが目隠し不審者に対して、先生といった。



「先生ーーー！？えっ！？あれが！？不審者だろ！！どー見ても不審者だろ！！110番しろ！！あれ？119番だっけ？」
スマホを取り出し、電話をかけようとしたが、110番なのか、119番なのかド忘れしている。

「君、初対面なのに辛辣すぎない？顔に似合わず口悪っ」

「おしとやかさは母ちゃんの腹に置いて来た」
スンッと目を死なせながら言葉を発するA。

「かわいい顔して残念だね」

「よく言われる」
だって、千年に一度の美少女(笑)ですから。
あ、すいません。調子のりました。

「で、見つかった？」

「あのー、ごめん。俺それ食べちゃった。」

「え？何？拾い食いでもしたの？汚ーな。」

「言い方！！」
口本当に悪いよな！！とギャーギャー言われる。
女の子なんだから！と言われるが無視。

「ギャーギャーギャーギャー喧しいんだよ発○期ですか。このヤロー」
伏黒や五条、虎杖は固まった。

美少女から発せられた言葉。

発○期。
下品な世界から来たので、それが普通なのである。

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