〉押してダメなら 渡辺side ページ26
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あのインタビュー企画のあと、、
佐「なぁ翔太！あの時Aちゃんの言ってたことって…」
控室に入ってくるなり、
結構なボリュームで話しかけてきた佐久間。
ラ「え？Aちゃんいたの？」
深「今日インタビューした人の中で！？」
照「まじ？どの子？」
『佐久間…お前…』
手を合わせて口パクで“ごめん”と言ってきたが
………絶対許さねぇ。
宮「もしかして…康二が指名した子？」
康「え！？俺が選んだ子なん？あの、やけに綺麗だった…？」
俺はもう隠しても無駄だと思って頷いた。
阿「なんかあの子、推しとリアコは違うって…翔太に好印象な感じじゃなかった？」
『正直、あんなこと言われたから期待してるけど…アイツの気持ちが分かんねぇ』
目「…じゃあ次は引いてみたら？今まで押されてたのに、急に連絡とか来なくなったら向こうから何か行動おこすんじゃない？」
…なるほど。試す価値はありそう。
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それから、俺の作戦は始まった。
Aから連絡が来てもあえて返事を返さない。
もちろん、俺からも連絡はしなかった。
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引いてみたはいいものの、
これをいつまで続ければいいのか…
Aもそんなにしつこく連絡してくるわけでもないし。
『はぁ…会いてぇな〜』
自分から連絡を絶っているくせに
“会いたい”
“声が聞きたい”
その思いが大きくなるばかりだった。
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そんなことを考えているうちに
約束したクリスマスの前日となった。
『さすがにもう連絡しとくか』
果たしてAはどんな反応をするだろうか？
ちょっと楽しみにしながら電話をかけた。
ーーーお掛けになった電話は、、
『…仕事中か？』
それから何度か掛けてみたが一向に繋がらない。
…何かがおかしかった。
俺は急いで以前送ったことがあるAの家へ向かった。
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ーーーピンポーン
ーーーピンポーン
インターホンを押しても出てくる気配がない。
するとそこへ管理人らしき人が来て、、
「あー、そこの人なら昨日急に引っ越すことになってもうそこには住んでないよ」
『…え？』
開いた口が塞がらなかった。
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ルナルナ(プロフ) - 莉さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて嬉しいです…しかも初コメ。歓喜です(TT)その設定もアリですね、考えさせていただきます。リクエストまでありがとうございました！！ (2020年12月11日 23時) (
レス) id: 01e3878cdd (このIDを非表示/違反報告)
莉(プロフ) - めっちゃ楽しかったです。この後の、もしも結婚し子供が産まれた話が読みたいです！ (2020年12月10日 22時) (レス) id: 246f5b3bec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナルナ
| 作成日時：2020年11月16日 20時
