通訳 ページ27
次の日、監督が屋内のグラウンドへ全員を集めた。
稲「なんだろうな？話って。」
氷「さあ？でも…。」
万「ああ…。」
3人の視線の先には虚ろな目をしながらも笑みを浮かべている、憔悴しきった蘭堂ネビュラが映っていた。
風「蘭堂、大丈夫か？」
「えぇ…まあ…はい…。」
風「大丈夫じゃなさそうだな。昨日の電話の後のメールのことか？」
「見たんですか？」
風「いや、なんとなくだ。」
「そうですか…。」
あぁ…帰りたい…いや、帰ってもあいつとは会う…もうヤダ…天魔界に帰る…。←
そして、監督があの3人を連れてグラウンドへ来た。
終わった。←
趙「皆さん、集まってますねー？」
「帰ります…。」
風「なんでだよ。」
いいツッコミ…。
趙「皆さんに発表がありまーす！今日から3人のトレーニングコーチが加わります。では、挨拶をお願いしますねー！」
虎「高校1年、虎杖悠仁です！好きなタイプはジェニファー・ローレンス！よろしくおなしゃーす！」
狗「ツナマヨ、明太子。すじこ。(高校2年、狗巻棘。よろしく。)」
東「高校3年、東堂葵！よろしくな！」
趙「というわけでーす！皆さん拍手！」
戸惑いながらもみんな拍手をする。
坂「全員高校生なんですね。」
吉「ハッ！たった数年の差で教えられることなんて出来んのかよ。」
灰「しかも、1人おにぎりの具でしか喋らねえやつもいるしな。期待できねえ。」
あらあら、随分言われようですね。
東「ハッハッハ！大丈夫だ。俺たちに任せておけばお前たちは最強になれる！なんたって、この俺とマイブラザーとマイシスターがいるんだからな！」
虎「うぇ！？俺自信ないって言ったじゃん！」
「私に振らないでください。」
あーもう疲れる。
不「ネビュラチャン、こいつらと知り合いなのか？」
「まあ一応。悠二とは幼馴染みですよ。」
虎「はっ…！ネビュラがそんなこと言ってくれるなんて…！」
「調子に乗らない。ﾍﾞｼｯ」
虎「痛い！ネビュラの軽いはとても痛い！」
なんかいつもよりウザイような？
気のせいでしょうかね？
趙「あー、ネビュラさーん！狗巻くんの通訳できませんかー？」
「…ああ、はい。」
狗「ツナ！…高菜？(ネビュラ！…疲れてる？)」
「ええ、あのゴリラのせいで。」
狗「しゃけ…明太子。(ああ…お疲れ様。)」
「どうも。」
はたから見たら意味不明でしょうね。
稲「会話出来てる！？」
剛「なんでだ！？」
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リュウヒメ - 続き、、、 (2022年6月5日 8時) (
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作者名：七瀬 | 作成日時：2021年5月30日 0時
